The Gunslinger (Dark Tower) の感想

私はこのシリーズが大好きです。日本語翻訳版では現在出版されている第4作まで読了しました。
次回作が待ち遠しいのですが、アメリカで出版されるのが2003年、それが日本語に翻訳されるのを待つともう2，3年は見積もっておいたほうがいいです。
そんなに待てません！
私は大して英語が読めませんが、ここはひとつ、第一作から原文を読んでいき、来年の第5作の出版に臨もうと思っています。
この物語は、キングのライフワークといわれていますが、キングが普段はあまり書かない世界が舞台です。ファンタジー色が強いですが、かといって夢も希望もさほどなく、読んでいてつらいくらいの絶望と悲劇の予感がありとあらゆるところから迫ってきます。
次から次へと予想だにしないことが展開され、それは第一作から第四作までずっと休むまもなくつづきます。
勧善懲悪の甘い魔法ファンタジーはいやだ、と思う方におすすめです。