村瀬の地理Bをはじめからていねいに 地誌編 (東進ブックス センター試験 名人の授業) の感想

オールカラーで、説明も必要十分です。
地理は、図がないと覚えられないですし理解が出来ませんが、このシリーズだけでセンター試験対策はバッチリでしょう。
もちろん、過去問を解いたりしなければなりませんが、統計が載ってる本などは不要だと思います。
私は、この本の重要事項を暗記カード化し過去問を解いたのみで、今年のセンター試験は86点取る事が出来ました。

東進のHPで見られる体験授業、さらになネプリーグなどで話す、「なぜこうなるのか。」ということを納得させる村瀬先生の話が好きでこの本を購入し読み進めました。

他のレビューにもあるように、要点が抑えてありオールカラーでとてもみやすいのですが、村瀬先生の「なぜこうなるのか。」という知的好奇心を刺激されるような解説が少なく、ただ事実を整理して書いているだけというかんじが見られた。

村瀬先生が授業などでお話されているような話がまとめられているのではないかと期待して購入したのとは裏腹に、他の地理の参考書よりもまとまっててみやすいというだけの、一つの受験参考書の枠組みを出なかったことに少し期待外れという点でこの評価にしました。

受験参考書としてはとてもいいと思います！しかし授業の村瀬先生の話を期待される方にはむきません。

カラーの地図・資料でレイアウトも整っているので、非常に見やすいです。
これから地理Bを学習する人への入門書としてピッタリです。
ただ、この本の姉妹書である村瀬の地理Bをはじめからていねいに 系統地理編 (東進ブックス センター試験 名人の授業)
についての知識が所々出てくるので、そちらも併せて購入することを勧めます。