恋もお金もわしづかみ! 「強運体質」になる7daysマジック の感想

この本の一番の問題点は、人のアイデアをさも自分が考えたかのように紹介されている事です。

愛のエネルギーとして紹介されているマゼンダパワーは、元々ホ・オポノポノの本の作者、イハレアカラ・ヒューレン博士が考えたもので、東日本大震災による日本の状態を見て、マゼンダを使ったクリーニング方法を紹介したメールが届きました。(この本の出版は、その一年半後です。)

ただ、本には著者がＯＬ時代に実践したと書いてあるので、著者が先に閃いたアイデアが、数年後に偶然ヒューレン博士も同じ発想をしたと考えられますが、他にもヒューレン博士のパクリをしている決定的な証拠が、ブログにありました。

「新月の日にブルーボトルに水を入れ、金属以外のキャップ、なければサランラップで蓋をして、月光浴をさせた水を飲んでください。」と勧めていますが、日光浴か月光浴の違いを除いては、やり方はヒューレン博士が紹介している内容と同じなのに、ヒューレン博士の方法を月光浴に変えましたという事を一切言わずに、自分が考えたかのように紹介しているのです！

人間性を知る手がかりになりましたが、「自分流に変えていますが、アイデアが良かったので紹介します。」と公言しても、「ヒューレン博士の事も知っておられるとは！自分流に変えるのもナイスアイデア！」と感心はしても、マイナスイメージになる事はありません。

何故ヒューレン博士の名前が全く出てこないのでしょうか？
つまり、自分一人だけに読者を縛り付けておきたいという事です。

これだけパクっているのに、絶賛だらけのコメントで、唯一「日光浴で行う方法はあったようですが、月光浴でする方法は知りませんでした。」というコメントがありましたが、少し触れてはいても、コメントした人はパクリだと気づけてない上に、月光浴でする方法は〜の後半の文に意識を引き寄せられるので、削除されずに掲載されたのだと思います。

本だけの事を書きたかったのですが、本では著作権の問題がありますから、あからさまなパクリは出せません。
本で疑問に感じた事。気のせいだと流したかったけれど、疑問を抱いて間違いではなかったとブログで確信できた事。