飛田で生きる: 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 (徳間文庫カレッジ す 1-1) の感想

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タイトル飛田で生きる: 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白 (徳間文庫カレッジ す 1-1)
発売日2014-10-03
製作者杉坂圭介
販売元徳間書店
JANコード9784199070143
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購入者の感想

 いや驚きました。こんな本・・・なんて言ったら怒られますけど・・・も文庫化されているんですね!!
 ただし、徳間文庫カレッジと銘打たれていて、通常のものよりは少部数のため、少し目立ちにくいようです。
 実は、私の先輩がアポロビルで開業されていて、飛田新地には何回か案内してもらったことがあります・・・買うのではなくひやかしです・・。
 最近は、あべのハルカスもでき、この周囲は再開発され、面目を一新しましたが、飛田新地は、昔の遊郭の風情を多分に残しています。
 現在、飛田新地は160店近い店が軒を並べ、1日に1500人近い男が訪れるそうです。
 また、店は表向きは料亭ということになっていますが、その業務内容は、売春防止法施行以前と全く同じです。
 本書は、高校時代の柔道部の先輩に、1か月の利益は5百万は堅いとそそのかされ、たまたま、父親の生命保険が一千万円あり、
 さんざん迷った挙句、飛田新地で店を経営した杉坂圭介さんが、飛田新地の内情を綴ったものです。
 しかし、お店の経営は、そんな簡単なものではなかったようです。
 確かに、リーマン・ショック以前は、月500万の利益を上げたこともあったようですが、
 それ以後は、月100万の利益しか上げられないことも少なくなく、何度も廃業を考えたそうです。
 なんといっても難しいのは、女の確保!!飛田では、モデルやタレントばりの美人が多いのですが、
 店の浮沈はいかにしてそのような女を見つけるかにかかっています。なぜそのような女が飛田に集まるかというと、
 それは時間、飛田では、15分1万1千円で、女の取り分は5千円です。売れっ子になると1日20本以上稼ぐそうです・・1日10万です・・。
 本書では、そのような女のスカウトの方法、やり手婆の確保・・・これも大事だそうです・・・、飛田自体はやくざと無関係ですが、
 女を巡ってやくざとの駆け引き、松島、今里新地との違い、売れること売れないこの違い、女はしゃべる、どんな子が飛田に来るか・・・
 等内幕を暴いています。
 最後に、飛田にいた子、飛田で稼いでいた子は、決して堅気には戻れないそうです!!
 

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