闇の支配者に握り潰された世界を救う技術 <現代編> の感想
参照データ
タイトル | 闇の支配者に握り潰された世界を救う技術 <現代編> |
発売日 | 2015-02-15 |
製作者 | ベンジャミン・フルフォード |
販売元 | イースト・プレス |
JANコード | 9784781612836 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
本書が小保方氏冤罪の浄化作用を日本にもたらしつつあります。実際に理研外部有識者からなる運営・改革モニタリング委員会は文部科学省で記者会見を開き、今回小保方氏の刑事告訴を取りやめることにし、理事らは「研究費が不正に使われたとは判断していません」とし、不正が確認されたのは、あくまでも論文の執筆にかかわる過程のみであることを強調し、『ネイチャー』に論文2本を掲載するために払った金額60万円を小保方氏が支払うことで、この問題を決着しました(3月20日)。要するに研究自体は不正で無い事を明らかにしました。本書にあるとおり、北里柴三郎氏の研究も闇の支配者に潰されそうだったことは驚きです。また「常温核融合」という人類にとって原子力とちがった安全なエネルギーになるはずであった研究もSTAP細胞同様に闇に葬られたことを知り、何と人類は浅はかなことをしているのかと無念に思いました。本書では「闇の支配者」の存在を書いていますが、人類の新たな科学的仮説に対する懐疑心、嫉妬心を持った人たちに影響され、弁証法的な客観思考の欠落した記者たちもそうです。STAP細胞に関しては本書にある通り、これが出来ると癌も治るために利益を得られなくなる製薬会社等、医療団体が闇の支配者になり影響力をマスコミに及ぼし、論文にミスが多いことに託けて、STAP細胞そのものの研究と再現を妨げたのでしょう。ジャーナリズムの偏向報道の闇を経験している辛抱治郎キャスターは、客観的に事件を把握し、事件の背景には黒幕がいてSTAP細胞の開発を妨げたと、的確に事件を掴んでいます。