すべてがEになる I Say Essay Everyday の感想

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タイトルすべてがEになる I Say Essay Everyday
発売日2014-12-12
製作者森博嗣
販売元幻冬舎
JANコード登録されていません
カテゴリ »  » ジャンル別 » 文学・評論

購入者の感想

この本には作者の日常が書かれている。
その他の事は殆ど書かれていない。
一日の内に起こった事が誇張されて書かれているわけでもない。
しかも、昨日・一昨日の話でもない、
何年も前の話がつらつらと書かれているのだ。
しかし、これがとても面白いのである。
とても新鮮なのである。

「すべてがEになる」には、
続編として「毎日は笑わない工学博士たち」
「封印サイトは詩的私的手記」が刊行されているが、
これらの文章の中に見えてくるのは、
必要以上に社会に振り回される事の無い、作者の姿だ。
車について語り、模型に熱をあげ、大学で研究をし、小説の仕事をする、
この姿がとても面白い。

自分のペースを持って生活する
ということが刺激的に思える一冊だ。

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