完全再現NMAT(管理者適性検査)・JMAT(中堅社員適性検査)攻略問題集 の感想

2010年度にJMATとNMAT、2006年度くらいにJMATを受験しました。
2006年時点では、国語の長文は1つを除いて、この本と同じものが出ました。
算数についてもほぼ同じと言ってよい内容でした。
この本を使った人とそうでない人では、公平な競争にはならない程の再現性がありました。

ところが、2010年度のJMAT試験では、国語の長文は1つしか同じものが出題されず設問も微妙に変わっていました。
算数についても同じ問題は無かったです。(問題の種類は同じ)
JMAT側も対応してきていて、問題の種類を更新してきているんだと思います。
この本では5種類くらい?と書かれていますが、情報が古そうです。

NMATの問題もこの本と同じものは出題されませんでした。
が、もうひとつの問題集と比べると解説がしっかりしており、トレーニングとしては十分使えます。

JMAT、NMAT共に、問題の種類が増えたわけではないので、この本で問題の解き方を理解しておけば十分対応可能です。
ただ、答えを覚えるだけのやり方では、まず失敗します。
私はこれと、もう1冊の問題集だけで受験して偏差値?の★が一番右の結果を得られました。
以上は私の経験なので、まだこの本と同じものが出題されているケースもあるかもしれません。
が、再現性に期待していると失敗するケースもあるので、応用が利く勉強方法をお勧めします。