「宇宙戦艦ヤマト2199」ヤマト音楽団大式典2012 の感想

今回日本コロムビアからの発売でしたが、ライブ音源であることを考えても、『ETERNAL EDITION YAMATO SOUND ALMANAC』などと同様に安心して聴くことが出来た音質だったので、やはりヤマト関連のアルバムは日本コロムビアから出すべきだと改めて感じました。

内容の方ですが、今回主に収録されている第1部の「ヤマトサウンドの世界」は、『宇宙戦艦ヤマト2199』の音楽を宮川彬良さんの解説付きで演奏するといった感じで、父親でもある宮川泰先生が作られたヤマト音楽はオーケストラやクラシックではなく、ロックの魂が根底には流れているといった興味深い話なども一緒に聞くことが出来ます。

ただ、第3部の「主題歌による『宇宙戦艦ヤマト』の世界」が、完全収録されていなかったのが残念に思いました。

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「星が永遠を照らしてる」と「美しい地球を知る者よ」はオリジナルカラオケを使用していたので、ランティスに原盤権がある関係で収録出来ないのはまだ理解できますが、収録時間に10分以上も余裕があるのに、出演者全員参加で歌った「宇宙戦艦ヤマト」を除いて、ささきいさおさんの歌が5曲すべて未収録だったので、不十分な内容になっています。

(最近発売された『新たなる旅立ち BGM集』でも、収録時間に余裕があるのに、『復活編』で初使用された音源なども未収録だったので、最近のヤマト関連アルバムには少し不満を感じますが・・・。)

レコーディング以来としては初めてで、32年ぶりに歌われた「ヤマトよ永遠に」など、ささきいさおさんの歌を聴くことが出来なかったのは、ヤマトのアルバムとしては正直物足りなく感じましたので、そこだけがマイナスポイントです。

※とは言うものの、ささきいさおさんが歌詞を間違えて歌っていたので、そのまま収録するのは微妙だと思っていましたが・・・。

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ちなみに、今回収録されなかった曲はこちらになります。

宇宙戦艦ヤマト
テレサよ永遠に