リーサル・ウェポン スペシャル・バリューパック (初回限定生産) [Blu-ray] の感想

輸入盤で、失敗を恐る恐る買ってみたけど、なんてことはありません。

メニュー画面も日本語表示。

音声も1〜4まで吹き替えありで、2170円。

日本のDVD、BD、高いんだよ。新作の時はいいとしても、時の経った作品はこれくらい安くまとめて売るべき。目先の利益を考えるより、その方が売れますよ。だって思い出の作品とかって皆んな欲しいって思うじゃないですか。でも思っているより高いと「じゃあ、いいや」と我慢します。娯楽アイテムってそういうものでしょ。かなりその作品に対してマニアックか、熱烈なファンじゃないと、高いお金を出して買いませんから。

リーサルウェポンシリーズは、何年も買うのを躊躇してましたから、ようやく入手した感じです。

高いというのもありましたが、BOXやセットで買っても1作目に吹き替えがあったりなかったりあるみたいだったので、ずっと迷っていたのです。
吹き替え派の自分には大事なことですから。

なにせ、リーサルウェポンの一作目で、Amazonさんで吹き替えあり表示してるのが出たから購入したら、実はなかったというオチがあり（Amazonさんのミスの表示ミスを認めてくれてすぐに対応してくれましたが）。1作目の吹き替えはBOXにしかない、でも吹き替えがないのもあるって、どれ買ったらいいのだ!!とずっと買わずにいました。

で、久しぶりに見てみると、安いこの輸入BOXが。

一応、吹き替えも入っているみたいだし、

買ってしまおうと、買ってみると、なんだしっかり全部吹き替え入っているじゃん、みたいな。

ただ、声はバラツキがあります。
個人的には、TV放映の時の『磯部勉』さん統一で見たかったですが、残念ながらそれは叶いません。

ソフト版3、4作目の『安原義人』さんも嫌いではないのですけど、メル・ギブソンというと『磯部勉』さんのイメージが強いので。

ソフト版2作目の『世良公則』さんが一番違和感がありました。ソフト版で初めて見たので。

●リーサル・ウェポン　

HDリマスターにより旧版ＢＤよりはるかにクオリティは良くなった。

旧版は解像度もあまり高くなくノイズも結構見られ、
DVDとあまり差のない低画質だったが、BDは鮮度も高くなり、
近作並みのクオリティとまでは言えないが、
フィルムグレインを残した良画質になっている。

色のヌケも良くなり、例えばリッグスが着ているＴシャツの
赤がより鮮明になった。また、ソフトな画質だった旧版に対し、
新版では黒レベルが強くなっているので、画調もかなり異なる。

唯一、いただけないのは、冒頭のワーナーのロゴが公開時の
旧ロゴではなく、なぜか最新のＣＧ版に差し替えられていること。
ワーナーはなぜこういうことをするのだろう。

●リーサル・ウェポン２

２も旧版と画調が異なることからニューマスターのようだ。

旧版ＢＤはビデオ的でそれなりにクリアーな画質だったが
今回の新版は１と同様、フィルムグレインを取り戻した画調になった。
「前のバージョンの方が良かった」という人もいれば
「今回の画質が好き」という人もいるだろう。
個人的には今回のフィルム調画質の方が好みで、
特に不満もないけど、正直なところ、もう少し鮮鋭感が欲しい。

ドルビーデジタルの旧版よりもdts-HDの新版の方が
二回りぐらい磨きがかかっている。

●リーサル・ウェポン３

３になると急にＨＤらしい高画質を発揮する。

冒頭、時限爆弾を解体しようとするリッグスとマータフの汗、
ビルが崩れ落ちる破片ひとつや火花までも克明に描写。
透明感や奥行き感も素晴らしく、何より鮮度と発色の良さに舌を巻く。
４作の中で最も高精細な画質が楽しめるのはこの３作目だろう。

●リーサル・ウェポン４

DVDはかなり鮮明な画質だったが、BDはフィルムグレインを