三国志 曹操伝 (宝島社文庫) の感想
参照データ
タイトル | 三国志 曹操伝 (宝島社文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | 宝島社 |
JANコード | 9784796649971 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
三国志演義では曹操は悪役で、劉備と諸葛孔明が事実上の主人公と
なっているが、実際のところ、三国志の真の主人公は曹操であり、
この時代は彼の出現から始まったといっても、過言ではない。
吉川英治の三国志にしても、最後に同様のことを書いていたように思う。
その曹操だが、小説では政治家としての能力をうかがい知るのは難しい。
経済基盤を築いた「屯田制」とか、曹操の軍の編成といったことは
あまり解説している本もなく、本書は政治家、軍の司令官として曹操の
本当の姿を知ることのできる良書だ。
なっているが、実際のところ、三国志の真の主人公は曹操であり、
この時代は彼の出現から始まったといっても、過言ではない。
吉川英治の三国志にしても、最後に同様のことを書いていたように思う。
その曹操だが、小説では政治家としての能力をうかがい知るのは難しい。
経済基盤を築いた「屯田制」とか、曹操の軍の編成といったことは
あまり解説している本もなく、本書は政治家、軍の司令官として曹操の
本当の姿を知ることのできる良書だ。