スーパー・アンカー英和辞典 第4版 の感想
参照データ
タイトル | スーパー・アンカー英和辞典 第4版 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 山岸 勝榮 |
販売元 | 学習研究社 |
JANコード | 9784053026682 |
カテゴリ | ジャンル別 » 語学・辞事典・年鑑 » 英語 » 英語よみもの |
購入者の感想
不肖孫の英語学習のお手伝いを買って出ていますが、その孫からある本に出ていた「アレゴリカル」とは何か聞かれて、手元のプログレッシブ英和中辞典(第1版:1986年発行)を引いて、答えた。その後、その名詞形の「allegory」について、他の英和辞典ではどう書いてあるか、興味が湧き、書店で調べた。この頃、本格的に英語の指導をするなら、もっと字も大きく、使いやすい2色刷りの英和辞典が必要と考え、Amazonの売れ筋品のレビューを見て、書店でそれら数点を見て、その時は、スーパー・アンカーとオーレックスのいずれにするか迷った。紙面については、大差がないが、「allegory」についての説明が、前者は4行、後者は3行であるが、囲み記事で数行の説明があったからである。更にレビュー等で調べ、前述の2点と、評判のよいアンカーコズミカを再度書店で比較した。S.アンカーとコズミカは非常に似ている。この2点のあちこちを見た後、オーレックスを見たら、何と硬いことかと思った。最終的な判断は、学研のサイトの紙面の特徴等の説明であった。共に重要な見出し語が5段階になっており、特に重要な単語は大きな赤文字になっている。2つ以上の品詞のある単語の見出し語がわかれており(master,may,mayflower etc.)、引きやすい。日英比較など、読む辞書としてもすばらしい。辞書のレベルは、アンカーコズミカが標準と応用に置かれているのに対し、S.アンカーは、基礎と標準に置かれている。赤文字の赤の色や紙面のレイアウトの見やすさ、紙面全体の明るさは、コズミカに勝る。「直訳の落とし穴」がある。pale等の発音記号に「I」があることも知った。記載の仕方が、非常にまじめで、著者の人柄が感じられる。「明快・親切」の精神を継承した「最高の学習英和辞典」と思う。辞書を買う際は、レビューを過信しないで、レビューを参考にして現物をいくつも見たり、サイトで比較するなどして購入されることを強く望む。子どもの頃こういうすばらしい辞書があれば、自分ももっと英語の成績が上がっていたのにと悔やむ。