少年野球―上達法がよくわかる完全図解 (集英社版・学習漫画) の感想

「学習漫画」という本題だけに子供が読んで十分理解できる内容。
また、漫画と解説の分量が程よくバランスしているため、子供も楽しみながら野球を学ぶことができる。
小学3年生の息子は野球の練習の前後によく開いている様子。
野球の技術面の解説に止まらず留意すべき怪我やその応急措置等についても網羅されている良書。
野球のルールすら怪しい小学校低学年に特にお薦め。

小3の長男、小1の次男が野球に興味を持ち出し、グローブ＆バットも買ってあげたのでさあ練習！
と、なったんですが動きはギクシャク。いろいろとアドバイスするのですが、うまく伝わっていない様子。
通常なら周りの同級生や上級生を見ながら動きをまねて上達すると思いますが、
子供たちの少ない地域なのであまり期待できません。　
少しいる上級生も完全に我流なので、基本はできておらず「あぁは、なって欲しくないな」と思いこちらを購入。

完全図解のタイトル通り、イラストが多用され　基本動作のコマ送り解説などがあり入門者に最適と思います。
裏表紙にルールや野球用語解説があり、子供たちの質問攻めに四苦八苦の方には手助けになるでしょう。
わが子の悪癖をどう矯正しようか思案中の方もアドバイスのポイントがわかりやすく
説明されているためありがたいと思います。（顔の向き、ひじの高さ、足を出す方向、待球姿勢の説明、全体のバランス、などなど）

他のレビューにもあるように、「トライアングル打法」など　子供にイメージさせやすくなっているのもポイント。
価格が1500円と「子供用にしては、少し高いな」と思いましたが、たっぷりの内容なので満足です。

ピッチャーになりたいのに、なかなかなれない子供のために購入。あのPLで清原、桑田を育てた中村監督の本だと思い、買ったところ、なんと小さなころから野球には自信のあった自分こそ、キャッチボールの基本もできてなかったことに驚きました。絵が多く、わかりやすいのが一番、読んでよかったと思うところですが、そんなことより練習法や基本テクニックについて、４３歳になった私が「小さいときに読んでりゃよかった」と思うことが豊富なのでした。息子にアドバイスするときの参考書としても使いたいです。0