ありがとう、お父さん の感想
参照データ
タイトル | ありがとう、お父さん |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 市川 ぼたん |
販売元 | 扶桑社 |
JANコード | 9784594070496 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » ノンフィクション |
購入者の感想
團十郎さんが好きだったので、購入しました。
勘三郎さんの奥さんの手記と似たコンセプトですが、こちらは娘さんで舞踊家の市川ぼたんさんが作者です。
内容は團十郎さんの闘病記的な部分と、ぼたんさんの心の揺れ動き、愛する父親を亡くしてからの苦しみや、いまの心境などが綴られます。
團十郎さんの舞台姿を偲ぶというよりは、素顔の市川團十郎という人が、どんな人だったのか、父親としてどう生きたのかが焦点になっています。
舞台人としての團十郎さんを懐かしむには物足りないかも知れませんが、所々に点描される團十郎さんのふとした一言や行動が、あの太陽のようなおおらかな姿をありありと思い出させてくれます。
男として、人として市川團十郎という人が計り知れない器の持ち主立ったことが、ここからははっきりと伝わってきて、それに感動しました。
團十郎という人は上手い役者ではなかったけれど、あんなに大きな存在感で迫ってくる人は他にいません。
その秘密が、娘さんの目を通して、読み手にも伝わってくるのが本書の魅力でしょう。
歌舞伎ファンなら必携、また子育て中のお父さんもぜひ読んでほしい本です。こんなに凄い人とは比べられないでしょうが、男として夫として、学ぶことが多いはずです。
オススメです。
勘三郎さんの奥さんの手記と似たコンセプトですが、こちらは娘さんで舞踊家の市川ぼたんさんが作者です。
内容は團十郎さんの闘病記的な部分と、ぼたんさんの心の揺れ動き、愛する父親を亡くしてからの苦しみや、いまの心境などが綴られます。
團十郎さんの舞台姿を偲ぶというよりは、素顔の市川團十郎という人が、どんな人だったのか、父親としてどう生きたのかが焦点になっています。
舞台人としての團十郎さんを懐かしむには物足りないかも知れませんが、所々に点描される團十郎さんのふとした一言や行動が、あの太陽のようなおおらかな姿をありありと思い出させてくれます。
男として、人として市川團十郎という人が計り知れない器の持ち主立ったことが、ここからははっきりと伝わってきて、それに感動しました。
團十郎という人は上手い役者ではなかったけれど、あんなに大きな存在感で迫ってくる人は他にいません。
その秘密が、娘さんの目を通して、読み手にも伝わってくるのが本書の魅力でしょう。
歌舞伎ファンなら必携、また子育て中のお父さんもぜひ読んでほしい本です。こんなに凄い人とは比べられないでしょうが、男として夫として、学ぶことが多いはずです。
オススメです。