Kenko 単眼鏡 7×18 7倍 18口径 対物フォーカスタイプ 軽量・コンパクト 100882 の感想

　同メーカーの８倍双眼鏡モデル（ケンコー・トキナー ケンコー 双眼鏡 Super Star 8x21DH 100173）を購入して、あまりのコスパに感動したので、思わず単眼鏡の方も購入してしまいました。(^_^;)

　双眼鏡と同じく、ラバーで覆われた筐体ですが、こちらはさらにコンパクトです。握り込むとほとんど手のひらに隠れてしまいそうです（実際、隠れるまではいきませんが、そういう感じです）。
　ピント調節は対物レンズ部で行うので、コンパクトな割には操作もしやすいです。また、接眼レンズ部のラバーを眼窩で支点に出来るおかげで、ピントさえ合わせてしまえば片手でも比較的良好に手ぶれを軽減させて対象を観ることが出来るようです。

せっかくですから、双眼鏡との比較で気づいたことを二つほど。一つは、双眼鏡に比べるとレンズの収差〜レンズの辺縁付近の像のぼけ〜がより如実に感じられるようです。双眼鏡の場合、そもそも二つの像が一つに統合しづらいので、レンズの収差にまでは気がつきませんが、単眼鏡の場合、元々画像が一つなので、画質そのものに目がいきがちなのでしょう。もう一つは、片目だけを使うので、連続使用だと結構疲れる気がします。もともとちょっとした確認などへの使用を想定していると思われるので、その辺は使用場面との相談だと思います。

　双眼鏡と同じく、ストラップとベルトに通せるホルダーケースがついてます。本体価格は１０００えんを切るというのに、相変わらず信じられないコストパフォーマンスです。ただ、あえて贅沢を言わせてもらうとすれば、特にこの単眼鏡はコンパクトさが売りなので、ケースに入れずにそのままポケットなどに入れられるように、レンズキャップで保護するような仕様にしてもらってもよかったかな、なんて思ったりして・・・すみません、素晴らしい製品なのに、わがままでした！m(_ _)m

元々ひどい近眼、プラス乱視で、スポーツ観戦や旅行で景色を見ている時、同行者などに
「ほらほら、あれ見て」
と言われてもほとんど実際は見えなかった自分。
7倍ってどのくらいだろ？と想像もできなかったのですが、よくばって大きなのにするより、携帯性を考えて、この大きさ・重さを買いました。
結果はバッチリ！！
先日の甲子園でも、ネット裏最上段からスターティングメンバーの名前がハッキリ見えましたし（どんだけ目が悪いんだか）、球数が多くなった時点のマエケンの表情、別の日はホッケー観戦で負傷者の手当をしているとき、ああ、頭を打ってるな、というところも意識を取り戻したところもハッキリ観客席から見えました。本体が軽いし、ストラップもついているので、観戦中は首からぶら下げてました。
7倍程度だとスポーツ観戦にはとてもいいです。あまり大きすぎるとサッカーやホッケーなど、ボールが追えなくなるかなと思います。
これだと走り回る選手の間をボールを追いかけつつ見続けることも可能です。

また、今まではバスも前のほうに乗らないと運賃表が見えませんでしたので、これからは最後尾に座っても良さそう。
単眼鏡がこれほど便利なものとは知りませんでした。知っていればこれまでの海外旅行でも活躍したのに！
今は毎日カバンに入れて持ち歩いています。見える生活、とても楽しいです。

離れたところから「営業中」の札を確認したり、たまたま近くに来た鳥などを観察するのに持ち歩いています。

双眼鏡よりもコンパクトで安価なので　気楽に使えます。

解像力は　高級品には劣るのでしょうが　値段以上によく見えると思います。動作もスムースでおもちゃのような感じではありません。
運動会などで　カメラを構える前にターゲットを確認するのにも便利です。

対物レンズ側にフォーカスリングがついており、接眼レンズのゴムカバーが目の周りの曲線になじむ形状なので　安定して構えることができます。

付属のストラップとケースは値段の割りにしっかりしており使い勝手も良好。

グリップ部分の素材は少し固めですが、その分ホコリがつきにくく取れやすいので助かります。

普段使いや　アウトドアで重宝します。0