ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫) の感想

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参照データ

タイトルぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)
発売日2014-08-06
製作者七月 隆文
販売元宝島社
JANコード9784800226105
カテゴリ文学・評論 » 文芸作品 » 日本文学 » な行の著者

購入者の感想

すごくいい話です!涙が止まりません‼︎10回くらい読んでいます。何度読んでも涙が止まりません…!とても切ないお話です。また京都の風景が想像できてとても面白いです。迷ったら買うべき!

買って正解でした。大げさかもしれませんがこの本に出会えて良かったと思っています。読み進めているうちはよくあるタイムリープものなのかなと思っていたのですが、そんな安いものではなく、恐らくこの作品を忘れることはないというくらい感動しましたし、それと同時に淡く切ない気持ちになりました。「運命」という言葉がこれ程までに合う作品を僕はまだ知りません。
この本を読み終わって、これからの何気ない日常を大切に過ごそうとも思えましたし、いつか自分も「運命」と呼べるくらい愛せる人と出会いたいと強く思いました。自信を持ってオススメできる作品です。

いや~、、、読み終わってしばし呆然とさせられましたね。
これが「俺がお嬢様学校に「庶民サンプル」として拉致られた件」で
ハンパないギャグで笑わせてくれる作者と同一人物の作品なのかと。

ループものの作品はたくさんあるけれどほぼ全ては「螺旋のループ」なんですよね。
それは完全なループではあまりにも救いがないからです。
だから螺旋。
同じ道を辿ってもいつかは抜け出せる希望を持たせる為の救い。希望。

でもこの作品はたぶん完全なループ。
エピローグがプロローグに繋がる。永遠に出会いと別れを繰り返す物語。
なんと辛くて幸せなお話でしょうか。
自分はアドベンチャーゲームの名作「デザイア」を思い出しました。

しかし自分の頭が悪いせいか消化しきれません。
もしかしてお互い40才になった時点で相手は0才なので
永遠のループからは抜け出してる??
5~35才の二人だけが永遠にループしているって事かな??
うー、、もやもやする。

特別な縁で結ばれる20歳の男女の恋愛小説。
主人公の高寿が「一目惚れをした」(5頁)彼女の愛美は、いつもその時々の状況に見事に合った服装を選び、「手をかけすぎず、抜きすぎず、適度に洒落た」(164頁)手料理を振る舞い、その完璧さには高寿が戸惑う程である。しかしそれは、2人で過ごす時間が愛美にとって一瞬も無駄にしたくないかけがえのないものであり、「今のあなたに会いたいから」(230頁)という真摯さの現れである。
通読後は、是非エピローグから遡って読み返してほしい。愛美の眼を通したまったく違う物語が楽しめるはずだ。

たまらないです。胸が、痛い。病気を疑いましたが、読了後ひいたので、この本のせいですね。

最初は退屈な恋愛ものだなぁと単純作業を消化するように読んでいたのですが、中間あたりでぐいと引き込まれました。

二人とも、かっこいい。すごいな。僕にはできない(笑)

ふたり同じ時間を歩めたら、もっと幸せだったね。
でも、他の人には味わえない幸せを、あなたたちは呼吸したよ。

「運命」。

このありきたりな、時に陳腐と感じられる単語がこれほど似合う作品はないと思えた。
それほど引き寄せられる2人の不思議な関係を喩える言葉は思いつかない。
この最高のカップルが過ごす時間は人々がすれ違う電車の中で、行き交う交差点で遭遇する奇跡。
読み進めるにつれて、彼女の行動、言動の本当の意味が分かる。
「あぁ。そういう伏線だから、おそらくこんな結末なのかな」と思ったけれども読んでみると…。
奇跡とも思える出逢いの中に、驚く仕掛けが隠されていた。最後までぜひ読み進めてみてほしい。

私も残された日々を大切に過ごそう、そう思った。
そして本書を「きっと最初から読み返したくなる」。帯に書かれたこの言葉がすべてを表現していた。
切なさの涙が止まらない。こんなにも「運命」は切なくも美しいのか。
私にとって、恋愛小説ジャンルの中でも、大好きで大切な作品のひとつとなった。

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