The Austro-Hungarian Forces in World War I (1): 1914-16 (Men-at-Arms) の感想
参照データ
タイトル | The Austro-Hungarian Forces in World War I (1): 1914-16 (Men-at-Arms) |
発売日 | 2003-05-20 |
製作者 | Peter Jung |
販売元 | Osprey Publishing |
JANコード | 9781841765945 |
カテゴリ | » 洋書 » By Publisher » Random House |
購入者の感想
第一次大戦のオーストリア-ハンガリー帝国軍(以後は帝国軍と表現させて頂きます)には興味があります。
当時民族主義が台頭した帝国が如何に戦ったかという点に特に関心があります。
本書は陸軍の編成と軍装を扱ったものの開戦時から1916年春までの前半部分です。
頁数の構成は目安として下記の通りです。
・序文(第一次大戦前夜の帝国と軍の状況) 3頁
・1916年春までの軍の組織編成 3頁弱
・1916年11月までの戦闘 7頁
・軍装の説明 共通事項8頁弱、歩兵 1頁超、騎兵 2頁半、砲兵・工兵等 2頁、正規軍では無い志願兵 5頁、トルコ支援部隊 1頁強
本文には写真、編成表も含みます。
更にカラーの軍装図 8頁
本文によると帝国軍を構成した人種はオーストリアゲルマン人 28%、ハンガリー人 18%、スラブ民族 44%、ルーマニア人 8%、イタリア人 2%だそうです。
この多様な民族性は表紙でトルコ帽フェズを被っているボスニアヘルツェコビナ人に見るように軍装にも表れていますが、編成や配置にも影響を与えているのが本書で理解できました。
私はほぼ知識の無い状態からなので得るものが多く☆5つにしました。
当時民族主義が台頭した帝国が如何に戦ったかという点に特に関心があります。
本書は陸軍の編成と軍装を扱ったものの開戦時から1916年春までの前半部分です。
頁数の構成は目安として下記の通りです。
・序文(第一次大戦前夜の帝国と軍の状況) 3頁
・1916年春までの軍の組織編成 3頁弱
・1916年11月までの戦闘 7頁
・軍装の説明 共通事項8頁弱、歩兵 1頁超、騎兵 2頁半、砲兵・工兵等 2頁、正規軍では無い志願兵 5頁、トルコ支援部隊 1頁強
本文には写真、編成表も含みます。
更にカラーの軍装図 8頁
本文によると帝国軍を構成した人種はオーストリアゲルマン人 28%、ハンガリー人 18%、スラブ民族 44%、ルーマニア人 8%、イタリア人 2%だそうです。
この多様な民族性は表紙でトルコ帽フェズを被っているボスニアヘルツェコビナ人に見るように軍装にも表れていますが、編成や配置にも影響を与えているのが本書で理解できました。
私はほぼ知識の無い状態からなので得るものが多く☆5つにしました。