強い会社はどんな営業をやっているのか? の感想

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参照データ

タイトル強い会社はどんな営業をやっているのか?
発売日販売日未定
製作者小山 昇
販売元あさ出版
JANコード9784860636814
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » マーケティング・セールス » セールス・営業

購入者の感想

本書の著者である小山氏は株式会社「武蔵野」の社長。この「武蔵野」という会社は、四半世紀前にはどうしようもないほどの弱小集団だっという。

しかし、今や「武蔵野」は地域No.1のシェアを誇る企業として成長。

本書では、その成長の秘訣と、成長を維持する方法を実践的に述べている。

小山氏が提唱するのは、ランチェスター戦略をもとにして市場に柔軟に対処していく方法である。

一般的に経営理論というと、難解な言い回しで述べられることが多いが、本書では著者の平易な語り口によって明解に述べられている。

中でも、「武蔵野」以外の企業がランチェスター戦略をもとにどのように成長を遂げたかを具体的に述べたところは非常に興味深い。

誤った戦略を実行してしまったがゆえに倒産してしまった企業の話も参考になる。

経営にあまり興味のない人でもぐいぐいと内容に引き込まれていくのではないだろうか。

本書は、現在、弱者として大手企業と戦う人にも、逆に強者として中小の企業と戦う人にもおすすめできる良書である。

なるほど、このように具体的な例を次々に挙げていただけたら、ビジネス理論もこんなにもわかりやすくなるものなんだと実感しました。
私自身は営業職では無いですが、職場内で自分が他の人と差別化され必要とされるような人材になるために、どのような「営業活動」を行うべきか?という観点で興味をもちました。どんな職種でも「仕事を請け負う」と言うことは変わりないですし、また自分に仕事を依頼してもらうという意味では、社内においてもある意味営業活動は不可欠だからです。
たった2つの大事なことは、個人として読み替えるとすれば「サービスの絞り込み=特化して出来ることをつくる」「社員教育=自分のスキルアップの為の努力」だと感じました。社会人としては1度は目を通すべき内容に思います。
経営学の難しい用語や理論などわからなくとも、理解出来るのでおすすめします。

あと…余談ですが…なかに出てくる仮名の社名での具体例がとても興味深く頭のなかで「フムフムこれはあの会社だな」などと想像するのを楽しみました(笑)。それから、日用品やハウスメーカーなどよく目にする社名がそれぞれの分野でどのくらいのシェアを持っているとか、それぞれの関係性などがうっすら解るので、今後のお買い物が少し楽しみになっています。株を買うときも…参考になりそうです(笑)

ランチェスター経営の「弱者戦略」「強者戦略」に章を分け、それぞれの戦略だけでなく、営業力を高めるには社員教育をアナログでやらなければならないことまで書かれていて、どれも真似しやすい簡単そうなことでした。

最後の千載一遇のチャンスが中小企業におとずれているとまとめた部分で「やってみようかな」という気になりました、0

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