真夜中のディズニーで考えた働く幸せ (14歳の世渡り術) の感想

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参照データ

タイトル真夜中のディズニーで考えた働く幸せ (14歳の世渡り術)
発売日販売日未定
製作者鎌田 洋
販売元河出書房新社
JANコード9784309616889
カテゴリジャンル別 » 人文・思想 » 倫理学・道徳 » 倫理学入門

購入者の感想

このシリーズはずっと気になっていましたが手を出さずにいました。
しかし自分の今の仕事が嫌すぎて、すがるような想いで購入してみました。

ディズニーのきらきらしたエピソードが満載なのかと勝手に想像していましたが、
内容は著者の鎌田氏の自伝的な内容です。

タイトルの「真夜中のディズニー」とは、
鎌田氏が実際に働いていた「ナイトカストーディアル」=閉園後に真夜中のパークを掃除するキャスト として過ごしていた時期のこと。

大人になってからアメリカのディズニーランドに行ったことがきっかけでディズニーに魅了され、
ディズニーランドが日本にできると知るとここで働きたい!と思った鎌田氏。
その熱意と情熱と行動は圧巻。
サラリと書かれているけれど、恥ずかしさやプライドなんて何もない行動は真っ直ぐで純粋で勇気をくれます。

ディズニーで正社員としての雇用はそう簡単にはいかず…
アメリカのディズニーランドCEO(最高責任者)にまで英語で手紙を出すが上手くはいかず。
誰よりも熱い想いを持ち、誰よりも努力をしている筈なのに、なんと鎌田氏はディズニーの面接に4度も落ちて採用までに3年も掛かった。

そして念願のディズニーで働くことになるも、思っていた現場ではない“掃除係”。しかも真夜中の勤務に配属されてしまう。
パーク閉園後の掃除とは、お客さんがいなければ誰も見ていない…。ただ黙々と掃除をするのだ。

夢が叶うまでと、叶ってからの理想との違いに戸惑い悩む日々ーー。

そんな現実に疲れた方(特に社会に出たばかり若い方など)は多いのではないでしょうか?

鎌田氏の常に努力をする姿勢に、ただ仕事が嫌だ嫌だとうじうじする自分が恥ずかしくなりました。
ディズニーで働くまでの“つなぎ”として働いていた職場でも人間関係を築き業績はトップだった鎌田氏。

人生は思い通りにはいかず、山あり谷あり。
鎌田氏の人生は正にそうで、ほんっとに頑張っているのになかなか上手くいかない…。

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