姉の結婚 5 (フラワーコミックスアルファ) の感想
参照データ
タイトル | 姉の結婚 5 (フラワーコミックスアルファ) |
発売日 | 2013-05-10 |
製作者 | 西 炯子 |
販売元 | 小学館 |
JANコード | 9784091352033 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック |
購入者の感想
ヨリが真木との不倫関係と自分の感情にあれこれ悩みまくっていた頃は
正直「娚の一生」のもっとこじれた版のように思っていたけれど、
ヨリが真木と川原氏のことに一応のケリをつけてからが面白くなってきた。
読み直してみると、ここまでとても丁寧に細かく物語が積み上げられていたことが分かって、
やっぱり西先生の作品は味わい深いなあとしみじみ感心した。
この巻でヨリと真木と理恵以外は、それなりに落ち着くところへ穏やかに落ち着きそうな気配。
「好きな人と結婚する」「愛する人と共に生きていく」ということが出来ない三人に
新たに一人が加わり、ヨリを東京に誘う色っぽいオジサンも出現。
人物たちを取り巻く状況が少しずつ変化の兆しを見せる中、多様な結婚観と恋愛観が描かれている。
ところでこの作品は「姉の結婚」というタイトルだけれど、5巻では妹のルイはほとんど出てこず、
ヨリと実家の確執、ルイが実家に対して抱いているらしい疑問、花ノ島のことは明らかになっていない。
それだけに、この作品名がとても意味深に思えてドキドキした。
それも含めて、この作品で西先生が何を見せてくれるのかと期待の高まった5巻だった。
正直「娚の一生」のもっとこじれた版のように思っていたけれど、
ヨリが真木と川原氏のことに一応のケリをつけてからが面白くなってきた。
読み直してみると、ここまでとても丁寧に細かく物語が積み上げられていたことが分かって、
やっぱり西先生の作品は味わい深いなあとしみじみ感心した。
この巻でヨリと真木と理恵以外は、それなりに落ち着くところへ穏やかに落ち着きそうな気配。
「好きな人と結婚する」「愛する人と共に生きていく」ということが出来ない三人に
新たに一人が加わり、ヨリを東京に誘う色っぽいオジサンも出現。
人物たちを取り巻く状況が少しずつ変化の兆しを見せる中、多様な結婚観と恋愛観が描かれている。
ところでこの作品は「姉の結婚」というタイトルだけれど、5巻では妹のルイはほとんど出てこず、
ヨリと実家の確執、ルイが実家に対して抱いているらしい疑問、花ノ島のことは明らかになっていない。
それだけに、この作品名がとても意味深に思えてドキドキした。
それも含めて、この作品で西先生が何を見せてくれるのかと期待の高まった5巻だった。