「話せない」と言えるまで―言語聴覚士を襲った高次脳機能障害 の感想
参照データ
タイトル | 「話せない」と言えるまで―言語聴覚士を襲った高次脳機能障害 |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 関 啓子 |
販売元 | 医学書院 |
JANコード | 9784260015158 |
カテゴリ | 医学・薬学・看護学・歯科学 » 医療関連科学・技術 » リハビリテーション » 言語聴覚療法学 |
購入者の感想
関氏は、脳の半球損傷による言語障害を研究していた言語聴覚士かつ神戸大学教授でしたが、
関氏自身が、脳卒中を患い、高次脳機能障害からのリハビリとその回復経過を詳細に記載したのが本書です。
専門家である筆者の闘病記ですから、丁寧に回復過程が記載されており、
高次脳機能障害を患う人、そして、支える人々にとても有用な本だと思います。
特に、リハビリ中、関氏が気を付けた以下の事は、私たちが生活する上で、とても参考になると思います。
1現在の自分の状態を発症前と比較しない
2焦らない、悔しがらない、あきらめない
3不便な状態を楽しみ、より良い状態げと工夫する
4失敗した理由を考えて、次に生かす
5育児の時を思い出して、おおらかな気持ちを保つ
6回復を信じ、回復を促進出来そうなあらゆる手段を用いる
★発症から2年が経っても回復しているとのことで、患者さんの希望となる本だと思います。
関氏自身が、脳卒中を患い、高次脳機能障害からのリハビリとその回復経過を詳細に記載したのが本書です。
専門家である筆者の闘病記ですから、丁寧に回復過程が記載されており、
高次脳機能障害を患う人、そして、支える人々にとても有用な本だと思います。
特に、リハビリ中、関氏が気を付けた以下の事は、私たちが生活する上で、とても参考になると思います。
1現在の自分の状態を発症前と比較しない
2焦らない、悔しがらない、あきらめない
3不便な状態を楽しみ、より良い状態げと工夫する
4失敗した理由を考えて、次に生かす
5育児の時を思い出して、おおらかな気持ちを保つ
6回復を信じ、回復を促進出来そうなあらゆる手段を用いる
★発症から2年が経っても回復しているとのことで、患者さんの希望となる本だと思います。
脳梗塞になった、ご本人、ご家族、周囲の介護の方々に是非読んでいただきたい本です。病人本人はうまく説明できないことが多いので、どんなことが起こっているのか、非常に参考になる内容です。根気よくリハビリを続ければ、思っている以上に恢復することを示した本です。