空知英秋ネーム本&そこから起こしたアニメコミックス 劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ (愛蔵版コミックス) の感想

映画特典(0巻風メモ帳)の作者コメントに「時間の都合上、大幅カットされてしまった」と書いてあり、

ＤＶＤの冊子にチラッとカットされたネームがあり、

「ネーム全部見たいな･･･」、「何がカットされたんだろう？」と思った人は多いかもしれません。

この本はカットされてしまったシーンがすべて収録されています。

疑問を感じた部分の意味が分かったり、映画を再度見たくなります。

ネタバレになってしまうので詳しい事は言えませんが、

現在ジャンプでやっている長篇(コミックは58か59巻に収録かな？)を見てから映画を見ると

主人公の気持ちや考えがより分かります。

他の方が書いておりますが、アニメブックは以前発売された紅桜篇のアニメブックみたいな感じだろうと思ってました。

ですが、今回のアニメブックはネームに合わせていて読みやすく、

ネームと見比べる事が出来るようになっています。

一部解読不能な所がありますが、空知先生のネームは読みにくいことで有名です。

担当の人の気持ちになって解読しながら読むと楽しめるかも。

また、漫画家を目指している人はネームの書き方の練習になるかもしれません。

値段は少々高めですがファンの人や映画を見て疑問を感じた人にはお勧めの一冊です。