サブウェイ123 激突 コレクターズ・エディション [DVD] の感想

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参照データ

タイトルサブウェイ123 激突 コレクターズ・エディション [DVD]
発売日2010-09-03
監督トニー・スコット
出演デンゼル・ワシントン
販売元ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
JANコード4547462071330
カテゴリDVD » ジャンル別 » 外国映画 » アクション

購入者の感想

☆あらすじ☆
 地下鉄車両123便とその乗客を人質に莫大な身代金を要求する犯人一味。
オペレーターを担当していたウォルター・ガーバーが交渉を任される。目先の
小細工が通用しない知能犯との言葉による戦いが始まる・・・。

 デンゼル・ワシントンがクールで頼りがいのあるいつもの雰囲気とは違い
おっとりした役どころを演じ切っています。

 知能犯としてのジョン・トラヴォルタ。口髭をたくわえ、銃を片手に荒々しく
交渉する姿は普通の知能犯とは異なる感じが見受けられます。つまり、暴力的な
側面も持ち合わせた知能犯ということです。

 そのような最高に扱いにくい犯罪者を交渉を通じて、どう料理していくのかが
今作が描くべきものだったと思います。
 
 しかし、頭脳と知略がぶつかると宣伝している割には交渉もそこらの刑事ドラマ
などで見かけるありきたりなものでした。

 犯人側に暴かれたガーバーの秘密もどのように物語に絡んでいくかと思ったら、
特に話に密接に関わってくるものでなかったり、伏線の回収が雑です。

 動機もいまいちよくわからないですし、結局何がしたかったのかも曖昧(多分、
ニューヨーク市場の株価暴落による個人的な復讐だと思いますが)でわかりにくい。

 

イイ映画。
派手でもなく地味でもなく、
ちょうど良さをよく心得て映画が作られている。
別に大爆発があるわけでもなく、
デンゼル・ワシントンが大活躍するわけでもないが
例えば現金輸送パトカーがタクシーと衝突したり、
狙撃手の足元にネズミが這っていたり、
そういうどうでもいいシーンが積み重ねられていくことで
物語がゆるゆると回りながら進んでいくその感じがなんともイイ。
名作になろうともしなければ、無理やりアクションシーンをねじ込もうともせず
なんだけど丁寧さは忘れずにちゃんと物語を進めていくのが観てて楽しい。ゆっくり観られるテロ映画。

ジョン・トラボルタの悪役もぴったししたハマり様で安定感ばっちり、
脇役の捜査官と市長のキャラクターも落ち着いて観られる良さ。
ド派手なアクションシーンに尺を取るだけの映画より、
こういうちゃんと話やキャラクターを思い出せる映画の方がうんといいと思います。

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ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントから発売されたデンゼル・ワシントンが出演のトニー・スコットのサブウェイ123 激突 コレクターズ・エディション [DVD](JAN:4547462071330)の感想と評価
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