祭典の日(奇跡のライヴ)デラックス・エディション(2CD+BD+ボーナスDVD) の感想
参照データ
タイトル | 祭典の日(奇跡のライヴ)デラックス・エディション(2CD+BD+ボーナスDVD) |
発売日 | 2012-11-21 |
アーティスト | レッド・ツェッペリン |
販売元 | ワーナーミュージック・ジャパン |
JANコード | 4943674129430 |
Disc 1 : | グッド・タイムズ・バッド・タイムズ ランブル・オン ブラック・ドッグ 死にかけて フォー・ユア・ライフ トランプルド・アンダー・フット 俺の罪 ノー・クォーター |
Disc 2 : | 貴方を愛しつづけて 幻惑されて 天国への階段 永遠の詩 ミスティ・マウンテン・ホップ カシミール 胸いっぱいの愛を ロックン・ロール |
カテゴリ | » ミュージック » ジャンル別 » ロック |
購入者の感想
初めに、現在LED ZEPPELINの"Celebration Day"輸入盤には全ての商品形態に同じレビューが割り当てられていますので、御自身が購入しようと思っている商品に該当したレビューか確認されることをお勧めします。私が下記にレビューするのはCD2枚組+ブルーレイ+DVDのデラックス・エディションについての記述です。
輸入版だがブルーレイ及びDVDは日本のプレーヤーで視聴可能。ブルーレイのメニュー画面は当日演奏された『KASHMIR』がバックに流れる凝った作り(ちなみにDVDのメニュー画面のBGMは『In My Time Of Dying』)。
パッケージは四面観音開きデジパック仕様で、この価格帯では考えられない満足度。ジミー・ペイジが熱心な日本製ZEPブートレグ(海賊版)のコレクターで、来日する度に西新宿を訪れるのは有名な話だが、近年リリースされた一連のライヴ作品群と同じく、この作品のパッケージングもどこか日本製ブートレグの装丁を連想させる。
2枚組CDはオープニングとロバートのMC、そして曲と曲の間を適度にカットした編集版。ブルーレイ収録の本編ではLED ZEPPELINの栄光を取り戻した圧巻のパフォーマンスを高解像度、高音質で堪能することが可能。
ロバートに紹介されたジェイソン・ボーナムが、左上腕に彫られた父ジョン・ボーナムのシンボルである三つの輪の刺青に手を添え、天を仰ぐ感動シーンもしっかりと収録。
そして隠れた目玉であるDVDには、海賊版でも出回らなかった本番前の貴重なリハーサル及び関連するニュース映像、ライヴのオープニングで流れたタンパでのニュース画像が単独で収録されている。リハーサル風景の映像は正面1カメ据え置きでの収録だが、O2アリーナを想定したセットを使用し、背後にはスクリーンも設置した本格的な演奏を楽しむことが出来る。『Black Dog』でジミーがハーモナイザーを使っているのが興味深い。結局当日は使用しなかったのだが、やはりキーを下げて演奏する際に観客が違和感を感じないか心配だったのではないだろうか。また、アドリブ要素が多い『Dazed and Confused』、そして『The Song Remains The Same』
輸入版だがブルーレイ及びDVDは日本のプレーヤーで視聴可能。ブルーレイのメニュー画面は当日演奏された『KASHMIR』がバックに流れる凝った作り(ちなみにDVDのメニュー画面のBGMは『In My Time Of Dying』)。
パッケージは四面観音開きデジパック仕様で、この価格帯では考えられない満足度。ジミー・ペイジが熱心な日本製ZEPブートレグ(海賊版)のコレクターで、来日する度に西新宿を訪れるのは有名な話だが、近年リリースされた一連のライヴ作品群と同じく、この作品のパッケージングもどこか日本製ブートレグの装丁を連想させる。
2枚組CDはオープニングとロバートのMC、そして曲と曲の間を適度にカットした編集版。ブルーレイ収録の本編ではLED ZEPPELINの栄光を取り戻した圧巻のパフォーマンスを高解像度、高音質で堪能することが可能。
ロバートに紹介されたジェイソン・ボーナムが、左上腕に彫られた父ジョン・ボーナムのシンボルである三つの輪の刺青に手を添え、天を仰ぐ感動シーンもしっかりと収録。
そして隠れた目玉であるDVDには、海賊版でも出回らなかった本番前の貴重なリハーサル及び関連するニュース映像、ライヴのオープニングで流れたタンパでのニュース画像が単独で収録されている。リハーサル風景の映像は正面1カメ据え置きでの収録だが、O2アリーナを想定したセットを使用し、背後にはスクリーンも設置した本格的な演奏を楽しむことが出来る。『Black Dog』でジミーがハーモナイザーを使っているのが興味深い。結局当日は使用しなかったのだが、やはりキーを下げて演奏する際に観客が違和感を感じないか心配だったのではないだろうか。また、アドリブ要素が多い『Dazed and Confused』、そして『The Song Remains The Same』
なぜ このライヴ映像がこれだけの感動を与えてくれるのだろう。
(1) 挑戦 : 何度も失敗してきた過去の再結成とは違う1日限りのオリンピック的挑戦 また 自らが作った伝説への挑戦 そして その真摯さ。 単なる同窓会ではないと思う。(元々彼らのアルバムリリースに対する姿勢は過去の自分たち そして 時代への挑戦だったはずだ。)
(2) リスペクト : ジェイソンから オリジナルメンバー3人対するもの と LED ZEPPELINそのものに対するもの・そして4人の今は亡きジョン・ボーナムに対するもの リスペクトにあふれている。
(3) 愛・友情 : もちろんアーメットに対する追悼・その再結成を助けてくれているジェイソンに対する他メンバーの温かいまなざし そしてそれに答えたジェイソン。
このあたりが キーなのではないかと思った。
アンコール最後の ROCK AND ROLL エンディング・ドラムソロ後に ジェイソンに向ける3人の表情が
このコンサートのすべてを語っている様に思う。 (リーフレットにもその瞬間の写真が使われている)
・ J.Page : 久々にまじめに弾いている姿を見た印象でなぜか上手い。 年相応の所作とレスポールの構えがきまっていてかっこよい。
・ J.P.Jones : ZEPの要はやはりこの人。 見た目静かだがZEPPELINグルーブを確実に支えている。今回も「幻惑されて」で Pageが曲を見失っている所を メインリフを刻み 見事に立て直している.
・ R.Plant : 1音下げの曲が多いとはいえ よく声が出ている。 ZEPにおいてはひとつの楽器orSE音という役目もしっかり再現し独特の世界観を醸し出している。
・ Jason Bonham : 演奏前には緊張で吐きまくり 最終曲後には3人にステージで土下座(ブートのみ) 楽屋に帰って倒れこみ号泣。偉大な親父のプレシャーに対峙し それをやり遂げた彼に拍手を送りたい。
どの曲も すばらしいいが BLACK DOG / FOR YOUR LIFE / TRAMPLED UNDER FOOT
(1) 挑戦 : 何度も失敗してきた過去の再結成とは違う1日限りのオリンピック的挑戦 また 自らが作った伝説への挑戦 そして その真摯さ。 単なる同窓会ではないと思う。(元々彼らのアルバムリリースに対する姿勢は過去の自分たち そして 時代への挑戦だったはずだ。)
(2) リスペクト : ジェイソンから オリジナルメンバー3人対するもの と LED ZEPPELINそのものに対するもの・そして4人の今は亡きジョン・ボーナムに対するもの リスペクトにあふれている。
(3) 愛・友情 : もちろんアーメットに対する追悼・その再結成を助けてくれているジェイソンに対する他メンバーの温かいまなざし そしてそれに答えたジェイソン。
このあたりが キーなのではないかと思った。
アンコール最後の ROCK AND ROLL エンディング・ドラムソロ後に ジェイソンに向ける3人の表情が
このコンサートのすべてを語っている様に思う。 (リーフレットにもその瞬間の写真が使われている)
・ J.Page : 久々にまじめに弾いている姿を見た印象でなぜか上手い。 年相応の所作とレスポールの構えがきまっていてかっこよい。
・ J.P.Jones : ZEPの要はやはりこの人。 見た目静かだがZEPPELINグルーブを確実に支えている。今回も「幻惑されて」で Pageが曲を見失っている所を メインリフを刻み 見事に立て直している.
・ R.Plant : 1音下げの曲が多いとはいえ よく声が出ている。 ZEPにおいてはひとつの楽器orSE音という役目もしっかり再現し独特の世界観を醸し出している。
・ Jason Bonham : 演奏前には緊張で吐きまくり 最終曲後には3人にステージで土下座(ブートのみ) 楽屋に帰って倒れこみ号泣。偉大な親父のプレシャーに対峙し それをやり遂げた彼に拍手を送りたい。
どの曲も すばらしいいが BLACK DOG / FOR YOUR LIFE / TRAMPLED UNDER FOOT