「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本) の感想
参照データ
タイトル | 「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | デイビッド パールマター |
販売元 | 三笠書房 |
JANコード | 9784837957553 |
カテゴリ | 暮らし・健康・子育て » 美容・ダイエット » ダイエット » 食事療法 |
購入者の感想
グルテンフリーにはいろんな議論あるようですが、腸の病気をつい最近患った自分が、小麦粉使用をできるだけ抑える食事に切り替えてからは、腸が軽くなり便通がすっきりするようになりました。それを実感してからは、もうパンとかパスタとか小麦粉使用の菓子類を食べたくはなくなりました。ビールもやめました。あれこれいうより、まずは2週間程度試してみることオススメします。
2012年に出た「小麦は食べるな」に引き続き、2013年に出たこの本が、米国を席巻しました。 今や、最新の統合医療をしている私たちの間では、小麦と牛乳(製品)が、自己免疫疾患を引き起こすのは常識となりましたが、それを日本にいる医者友達や、一般人の家族や友人に伝えるのに苦労していました。 念願の翻訳版を出してくれた出版社さんに感謝です。 実は2014年に、もう既に、もっと新しいデータや他の本が出てきているので、遺伝子組換えや農薬のついた食べ物による腸内細菌への影響や、整腸剤の重要性など、もっと知って欲しいことはあるけど、最低限これさえ読んでくれれば、大概の病気の予防、改善が理解できるはずです。 しかも、Integrative medicine のトップであるDr. Palmateer の書物だから、reference に200を超える文献を使っているし、これなら、エビデンスを求めてくる研究畑の先生にもオススメしやすいので、嬉しいです。 地元が粉ものを多く摂取する大阪で、帰省するたびに、(本人は気付かれていないようだが)脳神経疾患を患っているような歩行や手の震えのある方が、東京などよりも多いのを見かける事や、大阪の犯罪率や成績の伸び悩みを聞くたびに、小麦粉の健康被害を知ってもらえたらと願ってきた。 この本が、より多くの一般人の手の元に届き、今、アメリカで進んでいるグルテン(小麦粉)カゼイン(乳製品)フリーが常識となり、それらの美味しい食べ物が揃う事を願うばかりです。
原題が「Grain Brain」である通り、要は麦類の過剰摂取が如何に脳に
悪影響を及ぼすのかを解説した本です。
現在の小麦を主とする穀物が、遺伝子生物工学を含めた現代の食品産業の
振興でわずか数十年前の穀物に比べ40倍もグルテンを含んでいること、
グルテン過敏症が脳疾患と強い結びつきがあることは勉強になりました。
また、糖尿病の原因にもなる血糖値の上昇を一番もたらすものが、
1全粒粉小麦パン2チョコバー3精白砂糖大匙1杯4バナナ、の中で
なんと1であり、それは精白小麦で作ったパンと同じレベルだというのも
驚きでした。
本書第2部に、脳の健康と機能を理想的に保つ食事・運動・睡眠に
ついて、第3部に食事についての実践アドバイスも記載されているので、
是非誰もがいずれは迎える高齢期の健康のために活かしてほしいと
思った次第です。
悪影響を及ぼすのかを解説した本です。
現在の小麦を主とする穀物が、遺伝子生物工学を含めた現代の食品産業の
振興でわずか数十年前の穀物に比べ40倍もグルテンを含んでいること、
グルテン過敏症が脳疾患と強い結びつきがあることは勉強になりました。
また、糖尿病の原因にもなる血糖値の上昇を一番もたらすものが、
1全粒粉小麦パン2チョコバー3精白砂糖大匙1杯4バナナ、の中で
なんと1であり、それは精白小麦で作ったパンと同じレベルだというのも
驚きでした。
本書第2部に、脳の健康と機能を理想的に保つ食事・運動・睡眠に
ついて、第3部に食事についての実践アドバイスも記載されているので、
是非誰もがいずれは迎える高齢期の健康のために活かしてほしいと
思った次第です。
少し衝撃的な本ではありましたが、科学的、実証的な説明が施されていたので、納得しました。また、実際に健康体である現在の私の食事法とも重なるものが多々あり(例えば米食でパンは食べない、植物油は油はエキストラバージンオイルとごま油しか置いていない等々)、更に取り入れたい新たな事柄も沢山あって、多くの人に読んでもらいたい本と、思いました。