Pioneer 2ウェイスピーカーシステム S-CN301-LR の感想

テレビ＆PC用スピーカーとして従来使用していた、安価な5.1chスピーカーセット（パイオニア　HTP- GS1）から
の買い替えです
もちろん直接テレビ等にはつなげませんので、中華アンプとイコライザーを通してつないでいます

自分の用途（テレビ5割、PCオーディオ3割、ゲーム1割、映画1割）および使用環境（6畳間）だと今の5.1ch
スピーカーは有用性が低く、ステレオソースの音がやや不満、加えてサブウーファーも邪魔である、という訳
でステレオスピーカーへ買い替える事にしました

そこで大手量販店に行き、同価格帯のスピーカー10台程度と聴き比べてみた結果、下記の点が気に入り購入を
決めました
　・中高域の細やかな音がスッキリ・ハッキリ聞こえる（解像度が高い？）
　・音場が広い＆音が前に出ているように聞こえる
　・ニアフィールドでの視聴(自分の環境だと2メートル以内)であれば、サブウーファーが不要なくらい低音が
　　出せている
最終的に巷で大人気のZENSOR1と、どっちにするか（一瞬だけ）迷いましたが、本製品の音の方が自分の好みでした

いわゆる「暖かみのある音」「柔らかい音」と評されるスピーカーだとクラシックを聞いた場合、
コンサートホールっぽい残響感や楽器の音の余韻などが強く乗りますが、本製品は音のひとつひとつが
スッと鳴ったらスッと消える「硬めの音」です

前の音の余韻が次の音に乗らないので、クラシックやジャズほか、生の楽器の音色を楽しむ音楽よりも、
シンセを使った打ち込み系音楽全般（演歌などは別として、ポップスやロックほか、今の音楽の多くが
そうだと思いますが）との相性が非常に良いと思います
ボーカルも演奏の響き・余韻が邪魔をしないので、とてもクリアに聞こえます

非常に良いスピーカーだと思うのですが、最後に1点、注文を付けたい点もあります…
サランネットにメーカーロゴは付けないで欲しい
実際に安価な製品ではありますが、ロゴが有る事で必要以上に安っぽく見えてしまいます