きっと可愛い女の子だから (アクションコミックス(月刊アクション)) の感想

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参照データ

タイトルきっと可愛い女の子だから (アクションコミックス(月刊アクション))
発売日2014-09-10
製作者柳本 光晴
販売元双葉社
JANコード9784575844788
カテゴリ » ジャンル別 » コミック・ラノベ・BL » コミック

購入者の感想

どの話も凄く良く出来てて、面白かった。

…が、「クラスで孤立しているオタク少女、勉強の出来ないガングロギャル、行き遅れの堅物女教師など、普通のラブコメなら脇役にしかならないような女の子達をあえて主役として扱った異色のラブコメ短編集」というコンセプトを考えると、最初の(表紙にもなっている)オタク少女の関口さんこそ”モテないブス”として徹底しているが、後はどのヒロインも、どう見てもラブコメで主役級のヒロインじゃないか?と非常に疑問。

なので、2本目からも面白かったが、同時にガッカリもした。だってどの子も普通に可愛くて巨乳(この漫画の女性キャラ、なぜかほとんど巨乳)なんだもの…彼氏がいて当たり前。当然モテるでしょ。男は放っとかないよ。「きっと可愛い女の子だから」も何も、誰がどう見ても可愛いよ。

作者は”こんな冴えない女の子がイケメンと付き合ってる!?”というのをやりたかったんだろうけど……いや普通に美少女だから。むしろ、男のほうが冴えないくらいだ。

もえ(一番好きなヒロイン)なんてトラッドなラブコメの美少女ヒロインで(クーデレという属性もそう)、むしろモテ要素の塊だろう。美少女設定で出てるモブキャラのモテ女子なんかより、よほど美少女だ。よって、”脇役にしかならないような”というコンセプトからは全く外れたヒロインだと言える。

31歳の女教師というのも、年齢的にはかなり若く(しかも最初は27,28だし)、行き遅れというほどでもないので、若い男と付き合うことに、これといってギャップは無かった(付き合うまでの経緯や周りの反応も取ってつけたようだし。生徒と教師が平気で付き合ってるような学校って…流石にリアリティが無さ過ぎる)。

大体、”普段カタブツなのにメガネを取って髪を解くと美人で、性格も別人のように可愛くなる”だなんて、まさにヒロインそのものじゃないか。これのどこが脇役なのかと小一時間では済まないレベルで作者を問い詰めたい。ここは本気で攻めるなら41歳のヒロインで勝負して欲しかった。

次回作があるなら、その辺りのバランスを考慮して欲しい。

…いや、面白かったけどね?

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