ピーター・グリーナウェイ 爛熟期 Blu-ray BOX ≪無修正HDリマスター版≫ の感想

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「ベイビー・オブ・マコン」「プロスペローの本」がBlu-reyになった事、無修正なのでストレス無く見られる事は良かった。

ただ、デジパックなのにケースがないので保管しずらい。
ジャケットやディスクの写真が作品のイメージと程遠い。
もっと、考えて写真選択＆デザインをして欲しかった。

解説書は二つ折で、「書」というよりチラシです。
この価格と不釣り合いな安っぽいパッケージでした。

今回の収録での目玉は「プロスペローの本」でしょう。元がハイビジョンで製作、なのにＶＨＳ/ＬＤでしかソフト化はされていなかったようなのでずっと待って待ってもうでないのかな~と諦めていたのですが、遂にＢＤ化。この監督の作品自体が好みもあるのでしょうが「大好き」か「大嫌い」に分かれるようですが、主役が死なないので比較的マイルド（初期のグリーナウェイの作品は大体の主役が死んでしまう・劇中にヒントはちりばめられていたりする）、妖精として出てくる全裸の団体シーンはぼかしだらけだったりしたＬＤからどれだけ綺麗になるのか今から楽しみです。
できれば「建築家の腹」も日本版がまだ出ていないので発売してほしいですね。