世界は自分で創る〈上〉 思考が現実化していく185日の全記録 の感想

まず私を含め多くの人がこの本に興味を持った理由が、「引き寄せを実践していく様子をリアルタイムで綴っている」だと思います。
実際それをバンと前面に出してウリにしてますし。
が、初々しく始まったブログが10日目でいきなり、起業することになりました。……(;’ﾟдﾟ)ぇ
いやいやいや（笑）読者はその「過程」が見たいんだって！引き寄せの過程を！
起業したいと思っていたら昔の友人と再会、同じ夢を持っていた、とか色々何かあるでしょ。
まあブログ開始前から話が進んでいたでは都合悪いからなんでしょうが、それはそれでいいから、立案からスタートまで書いてくれればいいのに。
ポジティブに生き、思考を現実にを実践してるというなら胸を張って書いてよ。

実はamazonで販売開始すぐ購入したんだけど、この10日目の辺りで投げてしまって、でもせっかくだしちゃんと読もうとしたんだけど、他の方も書いているように急に目線が変わってしまって。
あれ、同じ目線から始まったのに、いつのまに上から？って……。
これだと他の引き寄せ解説本と変わらなくて、この本を選んだ意味がないのですよ。ブログ形式で読みにくいし。
私と同じ引き寄せ初心者の方が興味持たれたなら、他の本を選ぶことをオススメします。

ランキング１位＝引き寄せを完璧に理解している、ではない
あまりの書籍化の速さ、最初から水面下で出版社と繋がりがあってのブログだったのかと思ってしまう
この方の書き方は、ワクワクの押し売りが暑苦しくて逆に萎える

それと、いくら日記とはいえ
「コメントの返事が遅れてすいません〜」や不必要な顔文字くらい書籍化にあたっては消しましょうよ

この本のランキングとはアメーバとブログ村？
最近、ブログ村の引き寄せランキングではいきなり出てきた「自分は他と違う」的な怪しげな感じの方が上位になってますよね
ランキングって、意図的にトラフイックエクスチェンジ、クリック代行業者、貼り付けるランキングのソースを書き換えるなど、どうとでも出来るのに

個人的にこの手の内容の本は大好きですが、読み手もそこを理解しないとこの手の商売の方々の思う壺
そして著者のようになりたい女性が同じような内容のブログを書き、書籍化やお茶会、セッション、セミナー開催を目指す・・・のループ
どこかが違う気がする・・・

「引き寄せの法則」をやってみたブログのまとめ。
それを「ライブ」とか「等身大」というのはアイデアとしては認めるけれど、記載されているアクセス数が事実ではない単なる願望であったりするところから、なにが本当なのかわかりづらかったです。

そして「引き寄せの法則」を利用してなるのが「引き寄せの法則のトップブロガー」ってメチャメチャ安易だな、と感じます。
等身大だから、ブログに書いてあること以外はなにもないわけで、底の浅さは否めないし。
書いている内容は素直で、いろんな本にあった、と素直にかかれている点は好感がもてるけれど、そのマニアぶりからすでに「等身大」ではないでしょう。
そして、著者の話自身にはたいした付加価値はないよ、というのも事実です。

本書は（上）ということで、（下）だか（中）だかを出版する気マンマンなんでしょうけれど、等身大なだけに今後、高度化していけるのかは、はなはだ疑問だなと感じます。どうなるのでしょうか？
一作目におつきあいしてみたという感じ。

あと、初期のレビューアー４人ほど満点をつけている人々がこの本しかレビューしていないのも気になるんですよねー。

この世界は大量のしかも強豪の著者がおられるので勝ち残るのは難しいと思いますが、ガンバッテください。

※『』は書籍から文を引用した箇所です。
■おすすめの点
・『成功者が成功した状態で、過去の”プロセス”を書き上げるのとは違い、リアルタイムで』
著者自身の『日々の成長、変化を皆と一緒に楽しむため』に記載したブログ記事の内容となっているため、
著者自身の引き寄せの実践方法・結果が具体的であり、大変わかりやすく参考にしやすい。
・引き寄せの法則の初心者が陥りがちな罠（例：欠乏感からの行動）や、その対処方法について
詳しく書かれているため、引き寄せの法則の初心者や、引き寄せ難民（=引き寄せがうまくいかなくて困っている人）に
特に最適である。
特にわかりやすいと思ったのが、引き寄せの法則を３つのステップに分け、どのステップに自分がいるのかを思考の傾向から
知る方法と、３つのステップ毎に最適な引き寄せの実践方法を紹介している点である。
（第１ステップにいる自己欠乏感の強い人が、その状態で望む状態をイメージして引き寄せようとしても欠乏にフォーカスして
しまい欠乏状態を引き寄せてしまうため、まずは、良い気分でいることの選択から始めましょう、といったこと。）
・『私の伝えたい”引き寄せの法則”の本質は、お金を引き寄せる方法や、車を引き寄せる方法ではありません。
足るを知り、”今”に幸せや喜びを感じながら、自分の力を信じて、望む未来をワクワクしながら創造していく。こういう方を増やしていきたいんです。』
と書かれている通り、表面的な引き寄せの実践方法ではなく、「引き寄せの法則」の本質を伝えようとしている。
著者はエイブラハムやバシャール、セス、量子力学の本から、これらの本が伝えようとしている「引き寄せの法則」の本質、
宇宙の本質をわかりやすく紐解いて、伝えてくれている。

■注意点
この本は、著者のブログ「世界は自分で創る」１日目〜１００日目の記事の内容に、
７つのコラムと「はじめに」「あとがきとふりかえり」「下巻に向けて」が新しく加筆されたものとなっていました。
加筆されているもの以外は、実は今現在もブログ上で読むことができます。