八男って、それはないでしょう! 4 (MFブックス) の感想

護衛兼、4人めのハーレム要員兼、冒険者仲間登場。
挿絵もついたせいか、リスっぽい魅力の破壊力が倍増。

毎度のことながら、状況（お上の意向）に流される主人公。
火竜退治（2巻）に強制依頼（3巻）と、めちゃくちゃな無理難題を
諦観と魔法のゴリ押しで達成してきたが、今度の敵は身内。

普通に考えれば魔法でぶっとばせず苦労するはずが
それでも魔法で何とかしてしまうご都合っぷりが大好き

しかし、この小説に登場する脳筋’sは見た目通りどころか
狡知に長けた一筋縄ではいかないクセモノぞろい。
外堀を埋めて逃げ道を断ち、選択肢を奪ってから
本命を差し込んで否が応にも受け入れさせる。

我々の知っている脳筋とは違う…。（絶句）