メカコレクション 宇宙戦艦ヤマト2199 No.01 ヤマト2199 の感想

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　昔のキットと比較すると完成した大きさは同程度(全長約12cm)。
　最大の違いは成型色がグレーとレッドの2色(喫水線以下と煙突上部がレッド、それ以外がグレー)になった事とスナップフィツトで完成が可能。
　差し込み式なので砲塔は任意の位置で旋回させておく事もできる。

　小ささの割にはディテールや細かなモールドも再現されている。
　パーツ的に驚く部分があり、スライド金型を使用してアンテナなどの組み込み角度も調整が不要な一体成型な点だ。

　台座を含めて25パーツで構成されいるが組み立て易さもある。ただし小さな部品も多いので要注意が必要。
　細いパーツも多いので力まかせに折ってしまわないように製作する時に注意したい所。

　箱の大きさは昔のメカコレと同様の大きさ。組み立て方の説明も昔と同様に箱の裏に印刷されている点も感慨深いものがあった。
　パッケージの絵が版権画像そのものなのは描き下ろしのコストも考慮してのことだろうか？

　キット価格は物価の変動もあると思うが昔のメカコレ現在販売値の2倍近い設定値になっている。
　しかし、小さい中にも密度が詰まっていて、部品構成的にもメーカーの力が入ったキットであると感じた。

　1/1000スケールキットにもオマケキットとして多数のメカコレが付属しているがキットは結構な値がしている。なのでコレクションするにも容易では無い。
　そこで新たに出発したメカコレクションシリーズは完成後のサイズこそ小さいが、価格的にも入手しやすい設定とも思う。
　幅広い年齢層に作ってもらえるような、沢山の種類のヤマトメカがシリーズでキット化されるように期待しています。0