姿なき蒐集家 (上) (扶桑社ロマンス) の感想
参照データ
タイトル | 姿なき蒐集家 (上) (扶桑社ロマンス) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | ノーラ・ロバーツ |
販売元 | 扶桑社 |
JANコード | 9784594071981 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » ロマンス |
購入者の感想
とてもノーラロバーツらしい新作です。 ロマンスとユーモアとサスペンスのバランスがとても良いと思います。 1)ロマンスの部分は、画家で御曹司で、一族の家長でもある、ヒーローのアッシュが担ってくれます。2) ユーモアの部分は、なんといってもヒロインのライラ。 職業が、ハウスシッター(資産家宅のお留守番。家の手入れとペットのお世話を任されています) で作家。冒険心のある世話好きなハートフルな女性です。 3) サスペンスのところは、ヒロインが殺人事件を目撃するところから始まります。その背後には高価な骨董品がからみ、別の事件に発展…という流れです。ロマンスとサスペンスが、うまくミックスされていて、ニューヨークでの大人の恋を楽しめました。 ノーラロバーツは、Facebookなどの新しいツール、ライラのハウスシッターという新しい職業など、時代の変化も上手に組み込んで、読者との接点を保ち続けているのがわかります。 ノーラの作品を通じて本当にたくさんの職業を覗かせてもらった気がします。ニューヨークが舞台なのも珍しく新鮮。(イブ&ロークは時代が違うから別) 最後に表紙のモデルさんは、アッシュとライラのイメージにピッタリでした。