町でうわさの天狗の子 9 (フラワーコミックスアルファ) の感想

女子３人で、本音を告白しあうところ、可愛らしすぎて、モンゼツしました。
大事な場面で、メデューサの生首が、ずっとゆらゆらしてるの、面白すぎでした。
９巻の展開、かなり意外性があって、面白かったです。（なので内容には、触れられない・・・）

普段は恋愛が中心の少女漫画など、ぜったいに読まない、ルパンと仮面ライダーばかり読んでいる、うちのダンナも、このシリーズだけは、絶賛・愛読しています。
どの年代の読者でも、楽しめるのではないか、と思います。
可愛い、というか、「愛くるしい」マンガです。

ほのぼのしつつも、かなり切ない、恋に友情にの、あたりまえの高校生活に、少しだけのファンタジー。
それと、味がありすぎて笑いすぎて横っ腹が痛くなるセリフと、プラスアルファのサッカー的名言が、このシリーズの魅力です。

１巻からずっと、読むたび思いますが、空から俯瞰する図、魚眼レンズみたいに、少しだけゆがんでいるのが、ストーリーとの相乗効果で、ほのぼのしたファンタジー世界の雰囲気を、うまく表現していて、すごく良い！と思います。自分も飛んでる気分です。

巻末に、一時期雑誌におまけで連載されていた、小ネタ的な「町でうわさの・・・」が、７話収録されています。
小ネタながら、読み応えがあって面白いです。
個人的に、八郎坊のファンなので、「５」のラスト、泣けました。タケルくん、あんたやっぱり、いいヤツだ！