前略、テレキャスター様―エレクトリック・ソリッド・ボディ・ギターの原点、テレキャスターに感謝を込めて (エイ文庫) の感想
参照データ
タイトル | 前略、テレキャスター様―エレクトリック・ソリッド・ボディ・ギターの原点、テレキャスターに感謝を込めて (エイ文庫) |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | エイ出版社 |
JANコード | 9784870998124 |
カテゴリ | ジャンル別 » エンターテイメント » 音楽 » 海外のロック・ポップス |
購入者の感想
現役ミュージシャンへのインタビューや、彼らによる名演・名盤の紹介、フェンダー社とテレキャスターの歩み、レオフェンダーという人物への印象など、読み応えのある記事が多いものの、所々、読んでいてむず痒くなってくるところのある一冊。
○「テレキャスター=キース・リチャーズ」というイメージはわかるが、漫画家と写真家の「キースみたいな人はもう生まれてこないよね」だの「キースがヘロヘロな時のミックを見るのも楽しいよね」だのといった酒の席のような対談にページを割く意味はあったのか。
○同社の「レス・ポール読本」では、現役ミュージシャン達の使用ギターをカラー写真で紹介しているのに対し、こちらは全てモノクロ写真での紹介になってしまっている。インタビューで自身のギターの「色」について言及しているミュージシャンがいるのにも関わらず。
○2003年の本とはいえ、国内外の研究サイトで様々な情報が得られる現代に出版される本として、「この本では、はっきりと言い切れないことがあるっていうことをきちんと訴えておきたい」と前置きさせてまで、業界人にテレキャスターの仕様について好き勝手にしゃべらせる必要性はあったのか。
「レス・ポール読本」の方が同モデルへの愛が感じられる一冊だったたけに、惜しい、という印象をもってしまう。
○「テレキャスター=キース・リチャーズ」というイメージはわかるが、漫画家と写真家の「キースみたいな人はもう生まれてこないよね」だの「キースがヘロヘロな時のミックを見るのも楽しいよね」だのといった酒の席のような対談にページを割く意味はあったのか。
○同社の「レス・ポール読本」では、現役ミュージシャン達の使用ギターをカラー写真で紹介しているのに対し、こちらは全てモノクロ写真での紹介になってしまっている。インタビューで自身のギターの「色」について言及しているミュージシャンがいるのにも関わらず。
○2003年の本とはいえ、国内外の研究サイトで様々な情報が得られる現代に出版される本として、「この本では、はっきりと言い切れないことがあるっていうことをきちんと訴えておきたい」と前置きさせてまで、業界人にテレキャスターの仕様について好き勝手にしゃべらせる必要性はあったのか。
「レス・ポール読本」の方が同モデルへの愛が感じられる一冊だったたけに、惜しい、という印象をもってしまう。