ローザ・ルクセンブルクの手紙―カールおよびルイーゼ・カウツキー宛 (岩波文庫 白 140-1) の感想

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参照データ

タイトルローザ・ルクセンブルクの手紙―カールおよびルイーゼ・カウツキー宛 (岩波文庫 白 140-1)
発売日販売日未定
製作者ローザ・ルクセンブルク
販売元岩波書店
JANコード9784003414019
カテゴリ文学・評論 » エッセー・随筆 » 日記・書簡 » ドイツ文学

購入者の感想

ワイマール共和国において、政権党であった社会民主党の手先により惨殺された、ローザ・ルクセンブルク。
そのローザが、友人だった女性に送った手紙を中心に収録されている。
革命家として、何度も投獄され、大変な生涯を送ったローザ・ルクセンブルク。
しかし、この手紙を見ると、牢獄の窓に訪れる小鳥に、歌をうたうような、子供っぽいローザの姿がある。
この手紙の受け取り手の女性によれば、ローザは、監獄内でも、看守から一目置かれる存在だったという。
この女性に、ローザは、”あなたのことであれば、どんなことでも、わたしにとって、つまらないことはない。”、と書き送ったという。
この言葉の中に、ローザ・ルクセンブルクという人物の本質が、表れているように思える。

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