東大入試に学ぶロジカルライティング (ちくま新書) の感想
参照データ
タイトル | 東大入試に学ぶロジカルライティング (ちくま新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 吉岡 友治 |
販売元 | 筑摩書房 |
JANコード | 9784480066107 |
カテゴリ | 人文・思想 » 言語学 » 日本語・国語学 » 日本語研究 |
購入者の感想
読めば読むほど今まで自分が書いてきた文章が「不出来」であったかを痛感する。
自分にとっては“お手上げ”に近い東大入試問題の解答への思考過程は、読んでいて面白さをも感じた。
少し極端な例えをするならば、難解なパズルを解いてゆき、迷宮事件の真相に徐々に近づいてゆく探偵の気分である。この種の本を「面白さ」を感じて読むことになるとは予想外であった。
論理的文章を書くためには、問題(対象)を論理的に正しく分析し理解することから始まる。これにより、文章の評価が決まる。
著者が伝える技法は、どれもなるほどと頷けるものばかりである。
ただし、著者も述べているが、これをマスターするには繰り返しの鍛錬が必要である。
加えて幅広い知識も必要不可欠だろう。
しかし、それでも本書を読んで得た「ロジカル」についての知識は、文章作成のために留まらず、日常生活の中での色々な問題発生シーンにおいて、その解決への糸口を探す助けとなるであろう。
タイトルからの印象のみをもって敬遠せずに、是非読んでいただきたいおススメ本です。
自分にとっては“お手上げ”に近い東大入試問題の解答への思考過程は、読んでいて面白さをも感じた。
少し極端な例えをするならば、難解なパズルを解いてゆき、迷宮事件の真相に徐々に近づいてゆく探偵の気分である。この種の本を「面白さ」を感じて読むことになるとは予想外であった。
論理的文章を書くためには、問題(対象)を論理的に正しく分析し理解することから始まる。これにより、文章の評価が決まる。
著者が伝える技法は、どれもなるほどと頷けるものばかりである。
ただし、著者も述べているが、これをマスターするには繰り返しの鍛錬が必要である。
加えて幅広い知識も必要不可欠だろう。
しかし、それでも本書を読んで得た「ロジカル」についての知識は、文章作成のために留まらず、日常生活の中での色々な問題発生シーンにおいて、その解決への糸口を探す助けとなるであろう。
タイトルからの印象のみをもって敬遠せずに、是非読んでいただきたいおススメ本です。
東大の入試問題を例に、文章を論理的に読み解く、書く技術を体系的に学べます。
非常にわかりやすい文章で、各ポイントについても1行程度でまとめてあるので、さくさく読めます。
読んだ後には、論理的な文章が書けるつもりになる本だと思います。
しかし、論理的な文章を書くための技術は学べても、その文章を仕上げるための道具(知識)は、
一朝一夕で手に入るものではありません。
本書の中にも書いてありますが、何度も練習し、日々知識を習得していく過程が重要なのだなーと思いました。
とはいえ、ロジカルライティングの瑣末なテクニックではなく、指針を学べる良書だと思いますので一読の価値ありです。
非常にわかりやすい文章で、各ポイントについても1行程度でまとめてあるので、さくさく読めます。
読んだ後には、論理的な文章が書けるつもりになる本だと思います。
しかし、論理的な文章を書くための技術は学べても、その文章を仕上げるための道具(知識)は、
一朝一夕で手に入るものではありません。
本書の中にも書いてありますが、何度も練習し、日々知識を習得していく過程が重要なのだなーと思いました。
とはいえ、ロジカルライティングの瑣末なテクニックではなく、指針を学べる良書だと思いますので一読の価値ありです。