入門Verilog HDL記述―ハードウェア記述言語の速習&実践 (Design wave basic) の感想
参照データ
タイトル | 入門Verilog HDL記述―ハードウェア記述言語の速習&実践 (Design wave basic) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 小林 優 |
販売元 | CQ出版 |
JANコード | 9784789833981 |
カテゴリ | » 本 » ジャンル別 » 科学・テクノロジー |
購入者の感想
文字通りVerilog入門書の定番。私の会社でも手元に置いてある人が多く、新人教育にも良く使われる。私はソフトウェア開発が専門なのだが、Verilogの構文がCライクな事と、本書が細かい文法より例題中心の分かり易い記述を心がけている事からハード専門以外の方でも(回路の基礎知識があれば)抵抗無く読める。
HDL(Hardware Description Language)とは何かと言う基本から始まり、加算やカウンタと言った基礎的な例題がまず示される。例題は全て論理合成可能なものが選ばれているので、この意味でも実用的である。更に文法の簡単な説明、フリップ・フロップ等より高度な回路の例題が続き、無理なくステップ・アップできる。全体として、短時間でVerilogの概要をマスターするには最適と言える。
実は私の会社でも最近は外国籍の方を構内に受け入れて作業して頂くケースが増えているのだが、初めに手渡す教科書が本書なのである(日本語可読の場合だけだが)。そうした意味でも、Verilogの入門書として幅広く活用できる重宝な書と言える。
HDL(Hardware Description Language)とは何かと言う基本から始まり、加算やカウンタと言った基礎的な例題がまず示される。例題は全て論理合成可能なものが選ばれているので、この意味でも実用的である。更に文法の簡単な説明、フリップ・フロップ等より高度な回路の例題が続き、無理なくステップ・アップできる。全体として、短時間でVerilogの概要をマスターするには最適と言える。
実は私の会社でも最近は外国籍の方を構内に受け入れて作業して頂くケースが増えているのだが、初めに手渡す教科書が本書なのである(日本語可読の場合だけだが)。そうした意味でも、Verilogの入門書として幅広く活用できる重宝な書と言える。