ニッカ シングルモルト余市 瓶 500ml の感想

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参照データ

タイトルニッカ シングルモルト余市 瓶 500ml
発売日販売日未定
販売元アサヒビール
JANコード4904230013662
カテゴリカテゴリー別 » お酒 » 洋酒・リキュール » ウイスキー

購入者の感想

国内、国外、ブレンデッド、モルトに関わらずウイスキーと名の付く物は全て好きな私ですが、日本でこの様な低価格帯のシングルモルトが売っている事は大変喜ばしいです。

商品のレビューとしてはタイトル通りですが、国産で短期熟成のシングルモルトとは思えない程の重さを感じさせられ、長期熟成の多くの味が重なり合う「重厚さ」とは幾分違いますが、
先に感じる仄かな華の様な甘味と香りが急に煙を吸い込む様な力強く思い口中香に変わり、ビシッと芯の通った若干辛目の後味と解りやすい進行をし、まさに「個性派の王道」です。
実際に飲んでみないと解りづらい感覚ですが煙を吸う様な感覚は口をつけてから飲み終わりまで続く物ではなく、口の中に含まれて転がした辺りから感じる様になっていきます。
短期熟成の物としては確りした味わいの変転があり、香りから味まで全て癖がありながらも日本のウイスキーらしい繊細さがあり、価格も含めて欠点の付けようがない逸品です。
ただ、その位に重いウイスキーですので、疲れた時やさっぱりとハイボールで飲みたい、水割りで飲みたい(私はどちらもまずありませんが)という用途としては不向きです。
香りの立ち上がりがあまり強くないのでロックにしても余り変わらず、口当たりが滑らかですのでストレート、数滴加水、ロック辺りが最も良いと感じました。

余市自体が癖の強いウイスキーを作る蒸留所ですが、この無印(私はそう呼んでいます)余市はその中でもかなりスモーキーさが強い方で、これに比べると余市10年、余市12年、
余市15年(15年は蒸留所限定原酒しか飲んだ事ないですが)それにピュアモルト黒と比べても、恐らく一番強いんではないかと感じました。(ピュアモルトも強めですけど。
ピュアモルト白はアイラのモルトスターのモルトなのでスモーキーさは強いですがそれよりも何よりもヨード香で全部完全に個性の方向がそっちに行っています)

長期熟成の余市に感じる潮っぽさと、かなり大きな割合を占める口当たりのまろやかさはありませんが、ロングロウやトミントールのピーテッドと言ったシングルモルトにも

手ごろ価格のニッカウイスキーとしては竹鶴12年を挙げる人が
多いようですが、私はこちらの余市の方が好きです。

竹鶴のマイルドさスムーズさも感心するのですが、私には少し
大人しすぎて、もう少し個性的な余市の方が好みです。

特に、一口ストレートで飲んだ後に、鼻から息を抜いた時に
感じられる独特な後味が大好きです。

構えて飲むことなく、気がつくと一番に瓶が空になってるお酒です。

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アサヒビールから発売されたニッカ シングルモルト余市 瓶 500ml(JAN:4904230013662)の感想と評価
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