キャラに生命を吹き込むイラスト上達テクニック2 表現力アップ編 の感想

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１（無印）を購入して、思ったより解説が少ないなという感想を抱きました。教本、講座というより、覚え書き付きスケッチ集。
そこは「２」も同様です。「イラスト上達テクニック」というタイトルから、どうやったら描けるようになるかというアドバイスを期待する方も多そうですが、おそらく、「そうだったのか！」と眼から鱗が落ちるような、直接的なアドバイスは得られないのではないかと思います。
「ふわっと」「やわらかく」「空間を意識して」などと解説されても、描けない人は、どうやったらふわっとやわらかな布を描けるのか、画面上に空間を作れるのかよく分からない、そこを教えてほしい、ということが多いのです……

スケッチ（線画）しか掲載されていませんが、同ポーズや参考にしたポーズの人物写真がいっしょに掲載されていたら、キャラ絵にするため、それを活き活きと見せるために線画段階で施した工夫が浮きぼりになると思います。続刊の予定があるのかもしれませんが、現状の構成なら、あまり関心が持てません。