野菜栽培の基礎 (農学基礎セミナー) の感想

農業大学校の教科書、私にとってバイブルです。栽培品に関するページはすべて頭に入れたいと思い、作付のたびに他の資料と共に必ず目を通します。

Ｂ５版250頁の本である。
内容は教科書的に効率よく纏められている、図、写真、描画など豊富な内容で初心者にも
充分判る内容と思える。
但し用語の意味を知っている前提の解説書であるから、用語の意味がわからない者には
理解不足になるでしょう、例えば花芽分化、抽苔、長日短日性など。
本文は横書き9〜10ﾎﾟｲﾝﾄの教科書字体。脚注が随所にあり欄外にその説明が細かい字で書いてあり知識欲を満足させてくれる。
白地の部分もあるので自分で気がついたことを、備忘メモのｽﾍﾟｰｽに使えるのでよい。
１章
　　野菜の生産と利用・・・　　　　１５Ｐ
２章
　　野菜の生育と品質・・・　　　　３６Ｐ
３章
　　野菜の栽培と環境管理･　　　 　５２Ｐ
４章
　　野菜栽培の実際・・・・　　　１４３Ｐ
附表
　　１〜３表(野菜の特性、播種期、播種量など)
　以上の内容です、専門書なので少々高価です、私は程度の良い中古本をｹﾞｯﾄしました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2010年８月記