週刊ニューズウィーク日本版 「特集:首脳の成績表」〈2014年 12/23号〉 [雑誌] の感想

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タイトル週刊ニューズウィーク日本版 「特集:首脳の成績表」〈2014年 12/23号〉 [雑誌]
発売日2014-12-16
販売元CCCメディアハウス
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本号特集記事は「首脳の成績表」と題して、主に今年1年で話題になった著名な各国首脳(時に「独 裁 者」)を取り上げ、主としてこの1年の事績をクローズ・アップし、シニカルに或いはアイロニックに講評するものである。特集中では概ね2段階のトピック構成で、第1に各人に共通する「経済・内政」、「外交」、「カリスマ性」、「知識・政策力」、「決断力・実行力」、「タフネス」の6項目の「表の指標」と、また個別に各人固有の「裏の指標」(著者の主観で設定)の6項目とを、それぞれ10点満点で採点しグラフ化したものがある(これを第1類とする)。そして第2にかかる右の「成績表」(右の表・裏の「指標」)の採点項目を付さない概括的なトピック(コラム的な位置付けと言って良い)がある(これを第2類とする)。第1類には、プーチン、メルケル、キャメロン、オバマ、「習近平」、「朴槿恵」 、そして日本から“安倍首相”が取り上げられている。第2類では、モディ(インド)、オランド(フランス)、アボット(オーストラリア)、エルドアン(トルコ)などの他、加えて「懲りない独 裁 者7人の明暗」と題して、「金 正 恩」、カストロ(キューバ)、マドゥロ(ベネズエラ)、ムガベ(ジンバブエ)他の常連の面々を講評する。第1類は各人のスペース・レイアウトが区々で、1〜1.5(2)ページという中途半端さのため、些か読みにくいところもある。見開き2ページと統一すべきだろう。

右の「独 裁 者」に、「習近平」が入っていないのは分類上の優先度から第1類扱いとしたのであろうが、「朴槿恵」がこの1年で第1類で扱うほどの国際的存在感を示したかは些か疑問がある。消極的な意味での独善性は世界に知らしめたようではあるが、ざっと「表の指標」得点を観ると、キャメロン(28点)が最低点でこれに次ぐ低得点が「朴槿恵」(33点)なのは想定内か。右講評冒頭で記事は、韓国歴代大統領の「政 権を象徴するフレーズ」に言及し、「朴槿恵」の政治能力の欠如を指摘するが、当該歴代大統領の任期後に平穏な人生の人物が殆どいないことを顧みれば、今更に在職中の「フレーズ」を持ち出す意義はなかろう。ただ「朴槿恵」の政治能力の欠如と最近の「独 裁 化」傾向などのほか、「親 日

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