Caesar: Life of a Colossus の感想
参照データ
タイトル | Caesar: Life of a Colossus |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | Adrian Goldsworthy |
販売元 | Yale University Press |
JANコード | 9780300126891 |
カテゴリ | » 洋書 » Special Features » all foreign books |
購入者の感想
日本語訳を買うと上下巻でかなりのお値段がしますが,英語の文章自体はそれほど難しくは書かれていないので,内容だけでも知りたいという方は原文で読むことをお勧めします.日本語訳は目を通していないので,日本語訳についてはコメントできません.
塩野七生さんの「ローマ人の物語」でのカエサルは,「カエサルへの塩野さんのラブ・レター」ともいうべき本で,私も本当に心の底から呼んでワクワクしました.これに対して,Goldsworthy氏のカエサル評伝は,カエサルを少し突き放してみる感じが心地よかったです.史料の扱いやカエサルとの距離感が,学問に対する著者の態度を垣間見る感じがしてすごくよい印象を持ちました.また,古代ローマの軍事史の研究がもともとのご専門だけに,軍事的な描写が精確かつ具体的で,大変勉強になりました.
外国語だけに一気に読むというわけにはいきませんが,毎日少しずつ楽しみながら読みました.
シェイクスピアなどの引用もさりげなく行われているので,思う存分味わえるように,教養をつけてもう一度読んでみたいと思います.
塩野七生さんの「ローマ人の物語」でのカエサルは,「カエサルへの塩野さんのラブ・レター」ともいうべき本で,私も本当に心の底から呼んでワクワクしました.これに対して,Goldsworthy氏のカエサル評伝は,カエサルを少し突き放してみる感じが心地よかったです.史料の扱いやカエサルとの距離感が,学問に対する著者の態度を垣間見る感じがしてすごくよい印象を持ちました.また,古代ローマの軍事史の研究がもともとのご専門だけに,軍事的な描写が精確かつ具体的で,大変勉強になりました.
外国語だけに一気に読むというわけにはいきませんが,毎日少しずつ楽しみながら読みました.
シェイクスピアなどの引用もさりげなく行われているので,思う存分味わえるように,教養をつけてもう一度読んでみたいと思います.