Code Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン の感想

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参照データ

タイトルCode Name: S.T.E.A.M. リンカーンVSエイリアン
発売日2015-05-14
販売元任天堂
機種Nintendo 3DS
JANコード4902370528589
カテゴリ機種別 » ニンテンドー3DS » ゲームソフト » シミュレーター

購入者の感想

0.まえがき
話題作のスプラトゥーンに押され気味なのかあまり評判を耳にしませんが、本作も、十分注目に値する新規IPといえるでしょう。
少しでも多くの方に本作の魅力に触れていただきたく、ここまでのプレイを踏まえつつレビューを投稿する次第です。

1.ジリジリと進むSLG
本作の特長を一言で表現するならば、TPS視点のSLGである、といえます。
一般的にSLG(例えば、タクティクスオウガや、スーパーロボット大戦など)では、プレイヤーはマップ全体を見下ろした視点でゲームを進行します。
上空からの見下ろし視点ですから、当然に敵ユニットの配置やアイテムの存在など、フィールド全域の情報を一望できるわけです。
しかし本作では、プレイヤーは各ユニット毎の視点から戦場を眺めることとなります。(そして、プレイヤーはそれ以外の状況を知ることが出来ません。)
フィールド全体を眺める為のマップも敢えて用意されていませんので、プレイヤーは自軍のユニットを適切に配置、展開し、フィールドの情報を的確に収集することが求められます。
この仕様により、本作では、従来型のSLGにも増してより高度な戦略性を楽しむことが出来ます。

2.迂闊に進むと滅多打ちに
従来型のSLGでは、敵ユニットの斜線内であっても、平気で通り抜けることが出来たのに対し、本作ではそのような行動はまかり通りません。
自分のターンであっても、ユニットが敵ユニットの斜線内に誤って侵入すると、自動的に迎撃されるのです。
SLGに、プレイヤーの予期しない反撃のリスクを織り込んだ点で、秀逸な仕様かと思います。
つまり、本作においては、この仕様を逆手に取った待ち伏せ戦術が非常に有効(或いは当然の前提か)であるといえます。
その他、高低差のあるフィールドや、様々なアクションが起こる障害物(破壊できる、爆発する、落下する、動かせるなど)などの存在によって、多様な戦略を試みることが出来そうです。

3.アメコミタッチ
正直に申し上げますと、任天堂の公式HPを眺めていた段階では、全くといって良いほど購入意欲が涌きませんでした。

ターン制のシミュレーションに敵の弱点を狙って狙撃するシューティング要素を合わせた、なかなか戦略性の高いゲームです。
ニンテンドーeShopで体験版が配信されているので、どんなゲームなのか気になる方は体験版を遊んでみると良いでしょう。

・武器の射程距離がわかりづらく、一部武器の射線ガイドがカメラアングルによっては見づらい
・遮蔽物の影響による攻撃/反撃の可否がわかりにくい
・敵撃破時の演出中はタッチ操作が無効になる(十字キーでのキャラクター切り替えはできる)
・敵ターンの処理が、倍速状態にしてもまだ長い(New3DSだとマシになりますが・・・)
・行動量や攻撃力・防御力に影響する装備「SBP」の種類が少ない
・序盤からいきなり難易度が高い
・中断セーブの仕方がわかりづらい(タイトルに戻るを選べば中断できる、なんてそんなの気づきませんよ)

と、色々不満点もあるものの
個性豊かなキャラクター(及びキャラクター固定のメインウェポン)と豊富なサブウェポンの組み合わせによって様々な戦術を試行錯誤もできますし、育成要素のないステージクリア型シミュレーションゲームとして十分オススメできる出来だと思います。

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