分かりやすい公用文の書き方 改訂版 の感想

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参照データ

タイトル分かりやすい公用文の書き方 改訂版
発売日販売日未定
製作者礒崎 陽輔
販売元ぎょうせい
JANコード9784324090008
カテゴリジャンル別 » ビジネス・経済 » ビジネス実用 » ビジネス文書

購入者の感想

最近、公用文の表記について指導を受けることが少なくなりました。
パソコンの普及で、前回作った文書を流用し、日付だけを直して「チョチョイのチョイ」と安易に文書を作る事が多いのが実情です。
職場でも、「『てにおは』なんてどうでもいい。大事なのは中身だから…」という声をよく耳にします。
でも、そう言ってる人に限って、「中身」すら詰まっていないと思いますね。

礒崎氏(現 内閣総理大臣補佐官で政界に入る前は旧自治省で活躍された方)は、
「文書は中身が大切であり、「てにおは」など余り重要ではないのではないか、という考え方もあり得る。
私も「てにおは」に執着しているわけでは決してない。しかし、私たち公務員が行う事務の仕事も、
プロの仕事である。プロの仕事である以上、そこには職人芸があり、匠(たくみ)の世界がなければならない。
そして、匠の世界には、必ず形(かたち)というものが必要である。
今の日本に一番欠けているものは、この形である」(序章より)
と述べています。全くおっしゃるとおり!

この本は、公用文の書き方について、間違いやすい留意点を中心に記述されています。
1回読んで理解する、ということは難しいでしょうから、
最初のうちは、起案する際、常に片手に本書を携え、一言一句、調べながら書いていく。
面倒でも、本書を辞書代わりにして、何度も何度も本書に立ち戻って文書を作り上げる。
時間がかかっても、基本に忠実にやっていくというのが、実は一番近道なのかもしれませんね。
(そういうことを言ってくれる上司・先輩が少なくなっているというのが、霞が関の地盤沈下を示しているのかと思います)

ご参考までですが、上記に、「平成22年11月30日に出された常用漢字表の改定告示等」に本書が対応していない旨のレビューがございますが、それに対しては出版社(ぎょうせい)より、PDFにて追補がリリースされております。こちらと併せて本書を用いれば、引続き公文書作成における道標として使えるのではないでしょうか。

<本書をご購読のみなさまへ(2011年2月15日追記)>
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