データブックオブ・ザ・ワールド―世界各国要覧と最新統計〈2014(Vol.26)〉 の感想

650円+taxで買える各国データ＆統計としては素晴らしい商品だと思います。

世界国勢図会も買っていますが、こちらは当該国をサっと引いてサっと調べられるので、いいですね。
国によってまれにデータが更新されてないのがたまにキズですが・・・

世界各国の諸データが整合性をもって体系的に整理されている。あいまいな知識の確認、情報の更新、ほかの国との即席の比較等々、何か調べものをしたいと思う時、まず、手に取る一冊。国際機構の正式名称と正式訳語。各国の正式名称などをチェックするにも役立つ。
この本だけで目的が達成されることもあるし、更に、調べる必要があるときもあるが、一覧性が高くとにかく便利。インターネットで検索するより早く当座の情報を入手できる。
値段が安いこともあり、毎年継続的に購入している。
内容は、大きく二つのパートに分かれており統計要覧と世界各国要覧で主な項目は以下の通り
統計要覧：自然環境、世界の国々、人口・都市、農牧林水産業、エネルギー、鉱工業、交通・通信、貿易、企業・投資・経済協力、経済・生活・
　　　　　　　文化、環境問題、日本、国際機構
世界各国要覧：首都、面積、地勢、気候、略史、現況、政体、経済、政体、人口統計（合計特殊出生率、年齢別人口構成、産業別人口構成な
　　　　　　　ど）、国家経済指標、言語、民族、宗教、土地利用、各産業概況、貿易概況、通貨・外貨準備、社会インフラ（交通、携帯電話契約
　　　　　　　者数、インターネット利用者数等）、消費動向、国防、駐日大使館
物を書く機会のある人、何かを発表する機会のある人には必携。
マイナス１としたのは、たまたま見たページに国家の首長名に誤りが見つかったため。これを直ぐに出版社に通報、丁寧な対応で正誤表を作成する際に記載するということであった。絶えず変化する社会のなかで速報性の要請に応えるため、一言一句間違いがないというのは不可能であろう。0