ヒューマン・リソース・マネジメント (ビジネス基礎シリーズ) の感想
参照データ
タイトル | ヒューマン・リソース・マネジメント (ビジネス基礎シリーズ) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 高橋 俊介 |
販売元 | ダイヤモンド社 |
JANコード | 9784478440513 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » ビジネス・経済 » マネジメント・人材管理 |
購入者の感想
タイムリーな事例、新しい話題をいれなければ、この類の本に対する読者の期待には応えられないでしょう。しかし、一方、人材マネジメントのよしあしと実際の財務的な業績との間には時間的な拡散やタイムラグもあるはずです。過去の様々な事例であれば、結果の評価も固まっているものもあるでしょうが、現在進行形のマネジメント改革がいいかわるいかを評価するのは難しいと思います。
筆者が選択した事例の中にはそういったものが紛れ込んでいるかもしれません。その可能性は冷静に意識して読む必要があると思います。特に、制度改革を主導している経営者や人事部門が進行中の改革の対して行う自己評価が一方的に正しいとは思えません。「狙い、目標」なのか「現実の結果」なのかがあいまいに表現されている箇所が気になりました。
筆者の著作は大変役立つものが多いと思っており、本書も期待して手にとりました。役立てる際には、「○○が重要だ」「○○すべきだ」という表現が、個人の主張なのか、客観的な事実から帰結されることなのか、用心して読みたいと思っています。
筆者が選択した事例の中にはそういったものが紛れ込んでいるかもしれません。その可能性は冷静に意識して読む必要があると思います。特に、制度改革を主導している経営者や人事部門が進行中の改革の対して行う自己評価が一方的に正しいとは思えません。「狙い、目標」なのか「現実の結果」なのかがあいまいに表現されている箇所が気になりました。
筆者の著作は大変役立つものが多いと思っており、本書も期待して手にとりました。役立てる際には、「○○が重要だ」「○○すべきだ」という表現が、個人の主張なのか、客観的な事実から帰結されることなのか、用心して読みたいと思っています。