ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー (ソフトバンク新書) の感想
参照データ
タイトル | ゼロ年代の論点 ウェブ・郊外・カルチャー (ソフトバンク新書) |
発売日 | 販売日未定 |
製作者 | 円堂 都司昭 |
販売元 | ソフトバンククリエイティブ |
JANコード | 9784797362145 |
カテゴリ | 本 » ジャンル別 » 文学・評論 » 評論・文学研究 |
購入者の感想
題名の通りに、ゼロ年代の主要な話題作を紹介している本なので、ガイド的価値は高いです。ただ、例えばアマゾンで見ると、本文中で取り上げられている作品群はリストとして「内容紹介」にすでに出ているし、1冊1冊への言及はあまり深くはないので、あえて730円出して購入するかは微妙なところです。私個人は購入しましたが、読み捨てでも良かったな、というところが正直な感想です。
なお、これもリストからわかることですが、こちらはゼロ年代の理論・哲学的批評を扱っています(具体的なゼロ年代特有、ゼロ年代に出現した文化については、宇野常寛氏の「ゼロ年代の想像力」があります)。宇野氏の著作の方が先に出版されましたので、「ゼロ年代」についての言説を作り出していくという意味でも、それに少しでも言及があればいいのになあとも思いました。
というわけで、購入の目安は、730円をガイドとして安く感じるか、だと思います。安いと思えるなら、新書版で場所も取りませんしおすすめです。
なお、これもリストからわかることですが、こちらはゼロ年代の理論・哲学的批評を扱っています(具体的なゼロ年代特有、ゼロ年代に出現した文化については、宇野常寛氏の「ゼロ年代の想像力」があります)。宇野氏の著作の方が先に出版されましたので、「ゼロ年代」についての言説を作り出していくという意味でも、それに少しでも言及があればいいのになあとも思いました。
というわけで、購入の目安は、730円をガイドとして安く感じるか、だと思います。安いと思えるなら、新書版で場所も取りませんしおすすめです。