簿記教科書 パブロフ流でみんな合格 日商簿記3級 の感想

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某資格学校で３級の講座を受講していますが、復習の際に学校のテキストのみではつまずく事が多く困っていました。
講座のテキストでは難しい表現ばかりでうんざりします。
「もっとわかりやすく頭に入りやすい、副読本になるようなテキストはないだろうか？」と本屋で探しているときに本書をたまたま手にとりました。

かわいい絵柄ですが、内容は大変しっかりしています。
一通りイチから読み、問題も解きましたがかなり頭に入ってきやすく、またかわいい絵のおかげで簿記アレルギーも解消された気がします。
HPからダウンロード（無料）できる問題も、解き方が記されているのでとっても良いです。

著者よせださんのブログもわかりやすく為になっています。
私はパブロフ簿記をおすすめします。

絵が多い方が良い人には向いているかもしれないですが、私には四コマを読むだけで疲れたので向きませんでした。
簿記の基礎知識(科目のホームポジション等)は書いてありますが、当座預金や小切手などの知識はかなり曖昧。
導入には良いのかもしれませんが、本格的に学んで資格を取りたいのであれば、他の教材を使って学ぶ必要があると感じます。
過去問題も無いので、やっぱり物足りない一冊です。

私は簿記初心者です。
レビューを見て分かり易い！アプリもブログもあるから安心！って言葉を信じて購入。

説明も少なすぎて、何故そうなるのかとか詳しく書いてはいない。
とにかく、こう言う語呂で覚えろとか暗記しろばかりで全然頭に入らないです。
とりあえず、理屈なんか考えず合格すりゃいいんだよ！みたいないい加減な感じ（笑）

ブログをスマホで開いて、ブログの記事探して分からなかったら質問。
アプリは復習用って感じに売り出してますけど、

スマホ取り出していちいち調べる手間がもう無駄な気がした。

詳しく何故こうなるのかとか理解しながらやりたい私にとってはやればやる程、頭の上にクエスチョンマークでした。
あれはまるで、仕事完璧に出来る人が（相手もある程度仕事が分かっていると思い込んで）新人に詳しい説明もなしにズカズカ教えている様です。

難しい参考書で挫折した人向けって感じです。
ある程度、知識ある人じゃないと説明ないので置いてけぼりです。

簿記３級の参考書は数冊購入しましたが個人的には無駄がなくシンプルで一番使いやすいものと感じました。
現在はスマートフォンアプリ（無償版のLiteおよび有償版）とも連動してますし、著者のブログで動画での
試算表や精算表問題解法の見本などもサポートされているので簿記初学者にも入りやすいかと思います。

一方でこういう方は購入しない方が良いかと思います。
１、語句の意味や理屈などはかなり省かれてるのでそういった部分を理解し納得の上で学習したい方。
解説は最低限の為初学者の方の場合理解できないケースがある場合もあります。なお、ブログなどで
問い合わせに応じてる部分もあるので上手く利用できれば問題は解決できるかと思います。

２、auスマートパス会員の方
無償でこの内容がある程度提供されています。

漫画形式の講義も入り安くわかりやすいのでお勧めですが内容及び著者のブログ閲覧の上ご購入をお勧めします。

追記2014年1月
2級の参考書では改善されましたが、他の方レビューで分かりにくいと言われてる点の多くは勘定科目に対するホームポジションの
件かと思います。ただ、このホームポジションは覚えておかないと試験で精算表作成時に貸借対照表の勘定なのか損益計算表の勘定なのか
で使用するものでもあり最低限暗記しておくべきものと思います。現金はなぜ左か？ホームポジションで、資産の位置にあたるから左。
ホームポジションは最低限暗記が必要で3級の書籍では7〜8ページと14〜15ページでしか触れられてませんがここの部分がこの参考書の肝の部分です。(2級の書籍ではホームポジションはその都度触れられてます)
他の書籍の方法で試験を2回ほど失敗しましたがこの書籍と著者のブログとアプリで合格することができたことを付け加えておきます。