だれがタブーをつくるのか――原発広告・報道を通して日本人の良心を問う の感想

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タイトルだれがタブーをつくるのか――原発広告・報道を通して日本人の良心を問う
発売日販売日未定
製作者鈴木 邦男
販売元亜紀書房
JANコード9784750513027
カテゴリジャンル別 » 社会・政治 » マスメディア » メディアと社会

購入者の感想

鈴木さん(1943−)、本間さん(1962-)の対談本
鈴木さんは一水会の元代表で右な人(でも脱原発)、本間さんは元博報堂社員で「原発広告」の著者。

メディアの自主規制というものが広告代理店により作りだされ、国民に真実が流布しない仕組み。
それほど力を持ってしまった巨大広告代理店の問題点等を指摘している。

備忘録的メモ
反原発の番組や記事に圧力をかける方法は公安や特高のイメージ (メディア側には金銭的圧力)
未だメディアや広告代理店には原発推進の片棒を担いだ反省がない
テレビ番組や映画で自販機があまり写らないのは広告代理店の配慮(クライアント以外の製品が写るのがダメ)
広告代理店でも反原発で辞めた人もいる(中川村村長 曽我さん)
原発には独裁者を必要とする怖さ(ドイツ、イタリアは脱原発に出来た理由)
広告等になったタレントの社会的責任(多額の出演料等)、勝間、星野、草野、玉木、北村、岡江、渡瀬、江口、蟹瀬、大槻、薬丸、美山 ワーストランキング順 貰った金を公開すべき
経営基盤の弱いローカルメディアに原発広告
パチンコや消費者金融のCMを可能にしたのは電通
ギャンブルの賞に天皇賞とか高松宮のような皇族の名前を冠したのは止めろ
社長が再稼働を主張すれば社員はそれに反対と言えない(日産 博報堂に300億程度の広告費)
フェイスブックに飯ネタ位しか書けない広告代理店社員(書けない圧力)
自分の属する団体を批判出来ない精神性
一人でも報道するジャーナリスト福島菊次郎(90歳)
言論を封殺しているのは、巨大広告主、大手代理店、マスメディアなどの「小さな国家」だけじゃなくて国民一人一人なんだ。
左翼作家の竹中労「人間は弱いから群れるんじゃなくて、群れるから弱いんだ」

目次
第一章 『電通と原発報道』後日談
第二章 広告代理店の良心を問う
第三章 良心より愛社精神なのか
第四章 伝えないマスメディア、言論を封殺するネット
第五章 群れるから弱くなる

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