【TVアニメ化】響け! ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部へようこそ (宝島社文庫 『日本ラブストーリー大賞』シリーズ) の感想

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テレビアニメ放送をキッカケに読んでみることにした作品ですが、主人公・久美子を含めた1年生5人の成長物語だけではなく、先輩後輩間の確執や「部活」に対する部員ごとのスタンスの違いなど、普通の部活動にありがちな人間関係のきしみみたいなものもしっかりと描かれていると思いました。
楽器演奏の描写は、他の方の指摘にもあるように物足りないというか「本当にこれでいいのかな？」と思ったりもしましたが、そこは、アニメのサントラやアニメ本編で補完するのが良いのかもしれません。
未だ、最初のこの本では、現在の2年生と3年生の間にあった確執について、夏紀先輩が軽くふれているだけですが、その言葉の重みは、今後（第3巻）分かってくることなのかもしれません。
青春群像劇の小説としては、充分及第点を与えられる作品だと思います。

吹奏楽をテーマにしたのは良いと思うんですけど
他の方もレビューされてますけど、明らかにおかしいだろって部分が多かったです
設定面だけじゃなくキャラクターの人物造形にも違和感を感じました

作風に関しては一般的なライトノベルってほど軽くは無く、一般文芸ほどしっかりしてるわけでもなく・・・って感じです