名詩の絵本 の感想
参照データ
タイトル | 名詩の絵本 |
発売日 | 販売日未定 |
販売元 | ナツメ社 |
JANコード | 9784816347160 |
カテゴリ | ジャンル別 » 文学・評論 » 詩歌 » 詩集 |
購入者の感想
童謡「青い眼の人形」「赤い鳥小鳥」などを絵本にするのら分かりますが、高校生から大人にかけて読む現代詩「秋刀魚の歌」「永訣の朝」「レモン哀歌」「ミニヨンの歌」などを絵本にしているのですから、驚きです。
詩は言葉だけでできているのですから、朗読・朗唱、音楽化までが精一杯と思っていましたが、絵(イラスト)が相当幅を効かせる「絵本」仕立て、視覚化しているのです。絵が出しゃばっているわけではありませんが、気になる人は「詩集の堕落」と酷評するかもしれません。しかし、それは本書のような新企画に対していかがなものでしょう。
本が出るといきなり、褒めたり、くさしたりする人がありますが、私はレビューの基本はその本の真髄のところを、単に読者の一人として明察よく汲み取り、紹介をすべきものと信じています。
詩は言葉だけでできているのですから、朗読・朗唱、音楽化までが精一杯と思っていましたが、絵(イラスト)が相当幅を効かせる「絵本」仕立て、視覚化しているのです。絵が出しゃばっているわけではありませんが、気になる人は「詩集の堕落」と酷評するかもしれません。しかし、それは本書のような新企画に対していかがなものでしょう。
本が出るといきなり、褒めたり、くさしたりする人がありますが、私はレビューの基本はその本の真髄のところを、単に読者の一人として明察よく汲み取り、紹介をすべきものと信じています。